「ヒトラーの贋札」を見てきました。
終戦間近の強制収容所で
ユダヤ人達が偽札作りに加担させられていた、という
事実を描いた作品。
ある意味、生命や人生の極限状態の収容所が舞台ですからね。
ただただ、圧倒されるだけです。
生きながらえる為に加担するのか、
大きな正義の為に妨害するのか。
板塀一枚隔てた世界では、理屈も感情も抜きにして
同胞が毎日殺されていく。
どう生きていくのか、なんて生易しい課題 . . . 本文を読む
先日美容院の雑誌で、こんなエッセイを読みました。
友人達と楽しくショッピングをしたいのに出来ない。
いつも一人でショッピングしてる、と。
私はお買い物大好き(食料品を除く)人間です。
でもやっぱり、基本は一人ショッピングだな。
95%くらい一人で出かけて買い物します。
ん~、何故でしょうね。
エッセイを書いた作家さん(女性でした)は
衝動買いのくせに優柔不断だから、と書かれていました。
私もそう . . . 本文を読む
考えていることを上手く表現できるか不安ですが。
書いてみます。
息子の問題を考えているときに
「共依存」という言葉に出会いました。
例えばアルコール依存の夫がいて
妻は本当に困っているのに、働いて生活を支えたり借金を返したり
私がいなければ彼はダメになってしまう・・・と
健気に夫を支えてしまうケース。
妻は夫を本当に支えようとしているのだけれど
実は夫の自立を妨げているし
妻自身も困った夫を支え . . . 本文を読む
フジTVの「居場所を下さい」を見た。
問題を抱える親子の絆の物語。
敢えて言えば、些細な事で傷つく子供たち。
うろたえる親達。
どのケースも我が家に当てはまる部分がある。
息子の問題が表面化して2年。
当たり前だけれど、親としては心休まる日は一日もない。
大げさではなく、私には心の底から穏やかな時間は
一秒も訪れてはくれない。
それでも朧げにわかってきたこともある。
私は自分が鬱病になった時も . . . 本文を読む
「ぜんぶ、フィデルのせい」を見てきました。
時々クスっと笑える映画です。
1970年代のフランスが舞台。
スペインのフランコ独裁があり、チリでは
アジェンデが活躍していた時代。
アンナは裕福な家の娘。
カトリックの小学校に通い、両親にも愛され
弟とも子供らしく遊ぶ金髪の女の子。
その生活がある日、唐突に一変します。
それは、元々はスペインの由緒ある家系の父親が
社会主義に目覚めたから!
彼には彼 . . . 本文を読む