日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

ジョージ・スタインブレナー

2006年02月20日 11時24分44秒 | 松井秀喜
ヤンキースの名物オーナー「George M SteinbrennerⅢ」(ジョージ・スタインブレナー三世)は、歯に絹着せぬ発言で物議をかもすことが多いです。そして、そこまで言うかとも思いますが、なぜか憎めないのはどうしてでしょう。なにせ大金持ち。ヤンキースの為に人件費を250億円も払い、現ヤンキースタジアムの隣に新球場を建設するにしても、誰の助けも必要としていないとは驚きです。(約500億円)
松井秀喜選手に対する発言も、初年度は、「ゴロ王」と命名。「ホームランを期待する。ゴロを打つために獲得したのではない」。去年の不振時には(2割4分台まで打率が下がった)「休ませろ」と監督に噛み付いた。トーリ監督が、松井秀喜選手のモチベーションが下がることの心配や、チームが松井秀喜選手を必要としていると突っぱねたのが、結果的に良かった。

今年の発言にもいらいらが見て取れます。
2006/02/18 バッテリーのキャンプインに、タンパでWBC出場選手に対して【WBCについては、オーナーのうちスタインブレナーだけが反対している】
5人の出場を決めている選手に対して、「キャンプは、ワールド・シリーズ優勝を目指すためにしている。キャンプをなんと考えているのか」と苦言を述べた。「それでも、WBC出場の選手に「出場するな」とは言えないし・・・。WBCの試合ではケガの心配もあるし・・」(実際は投手とキャッチャーには言った。ポサダ、リベラ、王建民は諦めた。)泣き言やグチの類であったが、自分の思いをぶっつけた。
2006/02/20 それでも、他人に言われると腹が立つらしい。いつも妻の悪口や苦情を言っているのに、他人に妻の悪口を言われると、癇癪を起こすたぐいのものでしょう。ホワイトソックスの「オジー・ギーエン」監督が、WBC出場について、言うことが二転、三転した「アレックス・ロドリゲス」選手に対して、スポーツ誌で「偽善者」だとこき下ろした。「ドミニカ(両親の国籍)のテレビで出場を約束したり、アメリカ(自分の国籍)と双方に悪いから、出場しないと言ったり、最後にはアメリカでの出場を決めたことに対して」
これを読んで、スタインブレナーは「こういう発言をする彼は好きではない。許せるものではない。」と一喝したようだ。なにか、矛盾のようですが、ヤンキースをこよなく愛するオーナーは、ヤンキースのことに口出しするな、ギーエンの野郎と許せなかったようです。

まだまだ、彼の(スタインブレナー)辛らつでも、なぜか許してしまう発言にkunio_nikkiは、注目していきます。


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