日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

安倍晋三首相(52)辞意を表明!

2007年09月12日 19時52分09秒 | 残日録
凡そ、一国の首相たるもの、その導く後ろには、1億2千万人以上の国民の命運をも握っていることを忘れてはならない。

参議院選挙で示された国民の意志を無視する形で続投を決断したからには、この日の辞意は余りにも唐突で、滑稽でさえある。

先日に組閣をしたばかりであるし、所信表明演説も昨日のことであった。辞職の理由を数点挙げていたが、真意ではないようです。
凡そ庶民の領域である「いやになった」が本意でないかと思う。「テロ対策特別措置法」(自衛隊のインド洋での給油活動)の延長がままならない現況や、いまや小泉チルドレン(一年坊主)にまで突き上げられるような求心力のなさ、あるいは病気が一気に「嫌気」に変化したのでしょうか。これでは、朝、出勤して上司に怒られて辞表を出した「落ちこぼれ社員」と同等と言わなければならない。
アメリカ(ブッシュ)には、脅されて(主権国と言えない状況?)だし、特異の「対北朝鮮」では、おそらく、置いてけぼりになりそうだし・・・・・。
19日にも決まるであろう「次の首相」にお願いします。
残り少ない任期(あと2年)で出来ることは、本当に少ないでしょう。1つだけでも思い切った施策をうちだして下さい。国民の方を向いたものであって欲しいです。何もできなくて「解散」なんて、いやです。「小泉待望論」だけは勘弁して下さい。
国民に「明日」を示してくれた首相は、kunio_nikkiの長い人生においても2~3人しかいない。

また、週刊誌が安倍首相の脱税問題を書くとの報道も・・。決意に関係したかな?しかし、面の皮が厚いのが政治家なんですが、そんなにナイーブだったのですかね。

【週刊現代は、「数カ月取材してきた『安倍首相の相続税3億円脱税疑惑』を報じることが、政界で話題になっていることは聞いている。その記事が首相を辞任に追い込んだのではという取材が多数入っている」とのコメントを出した。記事は15日発売号に掲載するという。】