雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

奇妙な形、よく見ればかっこいいかも NGC3718銀河(おおぐま座)

2020年05月22日 | 天体写真(系外銀河)
あれだけあった画像ストックも、5月に入って一夜も撮れないため残りわずかとなりました。

先月4月25日、時間が早かったのでエスキモー星雲で1時間足らずの時間稼ぎをしたあとに撮った
おおぐま座の系外銀河で、わたしにとっては難物の対象です。

NGC 3718 銀河 付近 (おおぐま座)  
NGC3718(中央):距離 約5200万光年 視等級 10.5 視直径8.7' 渦巻銀河 
NGC3729(中央やや左):距離 約6500万光年 視等級 11.4 視直径3.1' 棒渦巻銀河 
ほぼノートリミング ( 画像は 当ブログ最大サイズで掲載しています )
( 上方向が北 になります )
撮影DATA : 2020/ 4/ 25 20:52’~  Vixen VC200L(f=1,800mm)
露出 分 × 枚 + 10分 × 14枚 ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット2 ステライメージ7 FlatAide

中央の銀河部分の拡大トリミング画像になります。 ↓
( 元画像の50% に縮小した画像を幅1024ピクセルでトリミング )
主役の下側(南)に数個の銀河の群れが見えますが、約4億光年も彼方のHCG(ヒクソンコンパクト銀河群)56 です。

VC200L(レデューサーなし)の長焦点とフルサイズカメラで撮ったのは今回が初めて。
前回はレデューサー付きでAPS-Cカメラでの撮影でした。

前回2018年3月にに撮った画像はこちらになります。↓
( 同じく元画像の50% に縮小した画像を幅1024ピクセルでトリミング )
DATA : 2018 / 3/ 11am VC200L+RedHD(f=1386mm) 20分 × 4枚+5分 × 3枚I SO3200 LPS-D2 Cooled 60D (冷却オフ)
2018年 撮影時の記事は → こちら
透明度は今回同様 悪かったようですが、前回は0時過ぎからの撮影で空が暗かった分
実質な総露光時間が少ないのに今回よりましな画像に見えます。

私の画像では奇妙というより 規則的な形にも見えますが、
淡い部分まで写った素晴らしい画像を見ると複雑な構造が見えてきます。

恒例のおりおんショット(撮影中の空)です。
( 画像クリックで星座名を表示します )
時間が早く空がまだ明るいため 透明度はかなり悪い空でした。

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やはり南側の新築家屋の灯火は対処が必要です。
今日は半日かけていろいろ対策を検討実施。
一応対策はできたのですが、その有効性については本番を待つしか。

一晩中ではないのですが、早い時間には強烈な灯火が
どう対策したかは、後日の記事で報告します。

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