大混雑の夏休みにも出かけた 日本最北の旭山動物園は、もちろん冬本番がお勧め。しかし雪道のドライブはできないし・・・・、という僕らにピッタリのバスツアーを見つけて乗り込みました。
この日(12/29)は年内最後の開園日。それでも札幌の集合場所には、こんなにお客がいて、結局ツアーバスは2台運行されました。旭川まで 約2時間半のドライブです(チビはほとんど睡眠の補給にあてていました)。
さて11時過ぎに 新設された東門へ到着し、あとは自由見学。北海道訛りのガイドさん曰く”飲み放題・食べ放題 それに払い放題!”だということです。
その名の通り、傾斜地を開いて動物園にしているため、いくら暖冬でも少しは積雪しているので 園内を廻るのは転倒のリスクを負いながら・・・ということになります。係の人が「融雪剤」を撒いてくれました(黒い砂粒)。
肝心の動物ですが、熱帯のアフリカに住んでいるとばかり思っていた虎は、寒さに強い”アムールタイガー”で、雪の中でも楽しそう。隣には、冬眠しているはずの”ヒグマ”も活動中でした。エサがあれば、冬も大丈夫なんでしょうか?
動物の食事を見ていると、人間もお腹が空いたので 旭山ラーメン目当てで食堂へ。夏に較べれば 格段に人が少ないため すぐに座れて、落ち着いて食事がとれました。またチビッコ用のラーメンも、ポイントアップです。
沢山暖まったので、旭山の御三家「ペンギン」「アザラシ」「ホッキョククマ」を廻るゾー!と まずペンギン館へ。前回は「立ち止まらないでクダサーイ!」と落ち着いて見れなかった彼らも、今ならじっくり眺められます。なかなか愛嬌があって、かわいい奴らです。
昨年9月のカゼ台風で、木の葉がもげ、長崎(もちろん名所の雲仙も)では紅葉が見られませんでした。
しかし年末から正月にかけ、他人の庭の紅葉が赤くなっているのを見かけます。そう、台風後に出た若葉が ”超高齢化”して 紅葉しているのです。周囲の女性に寄れば、秋の若葉の紅葉が、ズーッと綺麗だとのこと。
どこかに銀杏もあるかも知れないので、探してみます。
年末に乗ったJALから、北海道へ近づくほど地上がよく見えました。また、この時点で”暖冬だ!”とも直感しました。
千歳空港への進入路左には、国家プロジェクトの工業団地 苫東(とまとう)が目に飛び込んできます。総面積1万ヘクタールもあり、事業者には気の毒ですが、「あー 北海道は広いなー」とか、「自然が一杯だ!」なんて 無責任なコメントが出るほど 広大な工業団地です。見えるのは発電所と、石油備蓄基地・・・等少数の工作物、それに広大な雑種地だけですから。
超大型船も接岸可能な港があり、石油、電力の供給基地も間近で、しかも札幌に近い・・・一見良さそうな条件ばかりですが、市場調査不足?か、武士の商法なのか、まだ「何か」が足りないのか・・・ 地元の駒苫高校のように全国デビューできる日を、草葉の陰からお祈りしておきます。
4階建ての工事現場へ行き、足場へ登ると、目の前に島原城が見えました。
毎日 事務所からも見えるのですが、こんな高い位置(地上約15m)から拝見するのは初めて。なんだか親近感が湧きます。
都会だと天守閣を見下ろすような、マンションやオフィスが乱立しそうですが、今のところ島原に関しては安泰のようです。
チビッコの元気のいい声が聞こえる方に目を向けると、小学校のグラウンドでした。給食後の休憩時間だったようです。
鹿児島の果物を頂きました。ポンカンを父?にもつという、デコポンです。
早速詳しい由来を調べると、驚いたことに1972年に南島原市にある国の研究所で誕生したとのこと。またデコポンは登録商標で 糖度13度以上のモノしか名乗れなくなったようです。
何はともあれ、面構えはゴツイのですが、ナイフで8つ切りにするとあまーい香りが広がります。皮もむきやすくて、わが家のチビは、朝食のパンを飛ばしてでも、デコポンにかじりついています。
とっても美味しい果物なので、発祥の地=長崎でもっと流通して欲しいのですが、期待薄なのでしょうか????
これから工事する建物の住民は、動物たちです。冬真っ盛りでも、天気が良いと、屋外に出られて 彼らも上機嫌。
人を見ると”エサの時間”だと理解して、親しげに近づいてきます。特に生まれたばかりの子豚は、「ウィンナー」・・・いやいや”くまのプー”に出てくる「ピグレット」のようでとても愛嬌がありました。
また豚は 毛皮が薄いので、昼寝も隙間無く身を寄せ、暖かくして寝ていました。
さて すでに工事を終えた別の建物では、牛が物思いに更けていました。検査のため、柵に近づくと、鼻息を沢山吹きかけ、歓迎してくれました。
動物は言葉をしゃべらないので、人間の管理人さんから話をよく聞いて、立派な建物にしたいと思います。
週末の寒波で、我らが普賢岳も見事に冠雪しておりました。この冬、まだ2度目ですが、しばらく雪は消えないかも知れません。
昨日の長崎は最高気温10度、最低が3度ということで、平年並みに戻ったようです。NYのようにサクラの開花を望むのは、まだまだ。
移動中に空を見上げると、ナイフで切り取ったような青空と、雲の切れ目が一列に続いていました。「コレは、昔 中学校で勉強した 前線に違いない!」と、気象庁のサイトで同時刻の天気図を検索してみましたが、記載なし。雨も雪も降らせない、普通の雲だったようです。
古い城下町 島原には、街角に小さな祠や石碑が奉られていて、正月になると 管理人さんがお供えをします。そしてネコやカラスも普段から満腹なのか”悪さ”をしないので、3が日過ぎても きちんと残っているのです。
また、「仏教徒の家だよー」と明示するため年中飾ってある しめ縄も、年に1度更新されていました。
最後に島原駅近くの商店街のディスプレーを見に行くと、期待通り正月ヴァージョンになっていました。中央に置かれている稲藁は、きっとお供え物なんでしょう。有り難さをお裾分けしてもらいました。
毎冬出かけて、毎回スキーやソリ遊びをしている僕らにとって、今度の年末年始の暖冬は、本当にビックリでした。
どれくらい雪がないかといえば・・・・、2日目に札幌発の旭山動物園ツアーに出かけたときに、高速道路で撮ったこの写真で分かるかも。そう、全線どこにも アイスバーンどころか、積雪がないんですよ!コレじゃ九州と同じじゃん という感じでした。
もしかして これも地球温暖化の影響なら、北海道産の米が年々美味しくなっているという噂も、信頼できるかも。(北海道米が美味しくなっているのは、品種改良もさることながら、内地の気温が高くなりすぎて、米の育成に適さなくなっているという説があるのです)
さて次の光景は、毎年小樽へ向かう途中 見かけるのですが、ほとんど気温0度、水温数度?の中で、沢山のサーファーが 波乗りをしている写真です(アザラシではありませんのであしからず・・・)。快速電車は止まらない『銭函(ぜにばこ)』という駅を過ぎると、サーフショップらしき建物も確認しました。この海岸から見えるスキー場では、同じサーファーの原理でボードやっている人がいるのに、ビックリです。北海道でさえも、季節感なくなってますね。
ついでに報告すると、平坦地のサッポロはもとより、坂の多い小樽でも、滑りやすい雪道を”ママチャリ”で走っている人を見かけました(タイヤは一見ノーマル)。長崎だとわずか1センチでも積雪すると、道路は放置車両だらけになるのに、道産子のたくましさに感動してしまいました。
さて最後の驚きは、札幌場外市場での出来事。マスコミに高級魚として紹介される「鮭児(けいじ)」です。市場に売ってあることが驚きでした。他の鮭は高くても1万円なのに、こちらは別格の8万円台~。何でも”全身トロ状態”らしいのですが、僕は 当面眺めるだけにしておきます。
という感じで、ところ違えば面白い出来事に出会えるので、カメラは常にスタンバイ状態です。
06年中に書こうと思ったのですが、年末は”餅つき”、”年賀状”、”家族旅行”と重なって、ついに越年したので、たまたまチビの居ぬ間に、面白かった本を 何度かに分けて ダラーっと書いていこうと思います。
「小遣いが少なく」「近所にまともな本屋がない」・・・等という理由で、僕の読書は99%を公立図書館(最近 2週に1度の市立図書館+3週に1度 県立図書館で本あさり)に頼っています。
はじめは、古くさい本しか集めていない図書館に ”読みたくなる”本があるのか?という、ド素人的心配をしていたのですが・・・・。世の中には新聞の書評以外に、面白い切り口で、読書案内(著者がどう思っているかは 知りませんが・・・)がゴロゴロあります。で、そこで気になった本を 蔵書のインターネット検索+予約ができるので、デパ地下の試食のように、身銭を切らず(税金は払っていますが、その額以上に)借りまくっては、読んで返すという中毒?者となりつつあります。
今回、ある書店員のエッセイの関連で見つけた 『文学賞メッタ斬り』を読んでいくと、めちゃめちゃ面白い文学賞選考の舞台裏を覗けて、島鉄の座席で吹き出しそうになりました。
登竜門とされる芥川・直木両賞の問題点?だけ理解するだけでも為にはなる(何が?)のですが、総勢50は下らない賞の重要度(最上級は ノーベル賞?)や、受賞作のその後の売れ行き、特定の選考委員の発言など、「へー」を連発したこと 限り無しです。
そもそも不純な動機で手に取った本でしたが、受賞作のトレンド、聞いたこともない作家の面白そうな作品がポンポン紹介されるので、年末から今年にかけ、早速 舞城王太郎の「阿修羅ガール」を読んでしまいました(もちろん図書館で借りたんですよ)。この「メッタ斬り」は最近「リターンズ」も出て、シリーズ化の勢いですので、この中で拾った本も含めドンドン読まないと・・・・、と年頭から猪突猛進状態です(今 手元に6冊待機中)。
ところで、「メッタ斬り」を書いた2人のうちの、豊崎氏の単独ブックガイドのタイトルは『そんなに読んで、どうするの?』(笑)です。そう、何にもならないけど 楽しいから読むんですよね、多分。
もうすでに”もブログ”で公開している通り、今度の年末年始もサッポロで過ごしてきました。
一般的に 冬は暖かいところで・・・と思いがちですが、今年の北海道は外も建物の中も暖かく、また当然 食べ物も美味しくて 快適に過ごせました。チビが通う 保育園の先生からは、『道内に親戚でもいらしゃるのですか?』と真顔で聞かれたりしますが、その理由はオイオイ書いていこうと思います。
さて、年末に「株主優待券」を使い 半額で乗ったJALの機内誌に、「ドラリオン」東京公演の予告が出ていました。僕の乏しい知識では、世界で公演しているカナダ発のスーパーサーカス!としか 説明できませんが、詳しくはこちらで理解して下さい。
2年前の冬、博多で「アレグリア2」をチビ連れで見ていらい、次の公演を待っていたのですが、予定表では2008年に 九州へくるとのこと。気長に待っておこうと思います。
昨日は仕事始めでした。毎年のことですが、年に一度 この日だけは、職場の親睦会で昼食を出します。
今年は昨年に引き続き、力寿司さんから”握り”をとりました。予算に若干の余裕があったので、昨年の寿司(写真はこちら)より、500円だけグレードアップ。 右上の馬刺と思われるネタが、追加されています。どのネタも厚くて、美味しく頂きました。特に穴子が。
さて年も改まったので 現場で履く靴も変えようかと、箱を出してみると・・・・、何と名前がズバリ「出初め」!?そういえば島原市の出初め式は1月5日。建築工事の関係者は、出初め式が終わらないと現場に現れないので、世間の仕事始め式のようです。
ちなみに箱の中身は、こんな感じでした。