けんちくブツブツだいありー(新館)

ネタを探して徒歩通勤中です(^^;)
★寝坊した朝、パソコンが家族に占拠された日は休刊★

惜梅亭 へ行ってみた

2007-02-18 07:14:41 | 犬も歩けば

満開の梅に因んだわけではありませんが、新聞で知った 小浜の茶室を見せて頂きました。名前は『惜梅亭(せきばいてい)』。

新聞情報では、旧小浜町の迎賓館として 坂倉準三の事務所の設計で80年に建てられたもの。今回維持管理ができなくなり、解体計画が持ち上がったため 地元有志でひっくり返して保存+活用となったようです。

で、昨日まで そんな茶室があることさえ知らなかったボクですが、関係した工務店の方にアクセスを聞いて、山道をとろとろと登りました(もちろん車で・・・)。

建物は 陶芸教室などが開かれる「ふれあいの村」に隣接した雑木林に、ひっそりと建っていました。数寄屋造りの木造平屋で 宮大工も関わったという立派な茶室です。

利用のない日は閉まっているのですが、たまたま管理人さんのご厚意で 内部を見学させて頂きました。入り口の三和土には、小石が丁寧に埋め込まれ、アクセントをつけています。

内部にあがると、8畳と4.5畳の2つの茶室を、水屋で繋いでいます。茶道は分からないのですが、必要な設備はバッチリ揃っているようでした。

また待合い?には、旧町長の頼みを聞いて、今の安部総理の祖父 岸信介が揮毫した額もかかっています。

ちなみに迎賓館だけあって 材料は最高級。雰囲気もかなりよいので ここで一服頂いたら 門前の小僧のボクでも ありがたい気分になりそうです。今後ドンドン活用して頂き、抹茶好きのチビや 茶道好きのカミさんにも見せてあげたいなーと思いながら、管理人さんにお礼を言って 山を下りました。

 

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以外と速い? 五島フェリー

2007-01-18 06:20:12 | 犬も歩けば

快晴無風の日曜日、クルマのメンテの帰りに 女神大橋に寄り道しました。

今回2度目だったので、橋の中央まで歩道を散歩し戻るつもりでしたが、長崎港から丁度 五島行きフェリーが出航していたので、見守ることにしました。

上五島に住んでいたときや、仕事で福江に行くとき 何度も利用し、「ずいぶん古くて遅い船だなー」というイメージを持っていたのですが、橋の上から見ていると以外と速い。

一緒に見物していたチビと話していると、あっという間に船影が大きくなり、橋の下を通過してしまいました。

船自体はそこそこ速いのに、「遅い!」と誤解しているのは、船内での過ごし方(すぐに退屈してしまう)にあるのかも・・・、と思ってしまいました。

 

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”ロケセット” ではありません

2006-11-29 06:27:33 | 犬も歩けば

昼休みに、島原市内の歩ける範囲で 細い通りに入っていくと、なんだかレトロな看板が目に飛び込みました。「和食」と「かん酒」それに「だご汁(南九州の郷土料理・・・本当かな?)」が 一度に楽しめる店は確かに少ないので、価値あるスポットです。

ただし夕方開店のようなので、どれほど賑わっているのか、また常連さんは”ちょんまげ”をしているのか は現時点では不明です。興味があるので、夜の仕事があるときにでも、チャレンジしてみましょう。

同じ通りに、古めかしいホーロー看板も発見!

キーワード検索すると、この会社は戦前から営業していて、名刺の台紙や封筒をつくっているのだとか。どこかでお世話になっているかもしれません。

 

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初めての歴史博物館

2006-10-30 06:31:03 | 犬も歩けば

オープンしたのは知っていましたが、先日初めて長崎歴史文化博物館にお邪魔しました。ただし利用したのは、都合により駐車場とレストランだけ。

まずは正面にある長崎奉行所の復元エリアへ。節ひとつない材木や ひとつづつ厳選された玉石などが使われており、まるで京都の寺院にいるようです。

内部に入ることなく正面を素通りし、 この日用事があった県立図書館側に抜けると、オシャレなガラス建築がありました。地下駐車場への出入り口でした。またこの博物館建て替えで、邪魔になった灯籠の礎石やキツネは、意に反して?片隅で集合させられていました。

用事が終わり 昼時になったので、施設内レストラン 銀嶺へツカツカと入りました。昔 親から連れて行ってもらった鍛冶屋町の店(現存せず)には、その高級感から、子どもながらに恐れをなしていました。

しかし今の銀嶺は、調度品こそ重厚な感じでしたが、窓が大きかったり椅子が堅かったりして 普通のレストランになっていました。また 注文したトルコライス(旧銀嶺にはなかったようだ)も普通で、物足りない感じ。同席したチビも、恐れてはいなかったようです。

それでも銀嶺を使うと、地下駐車場が安くなるので、わが家的には県立図書館の無料駐車場が満杯のとき?を狙って、遊びに来たいと思います(もちろん興味深い展示があれば 真っ先に!)。

 

 

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大学でベビーカーを押す

2006-10-27 05:48:49 | 犬も歩けば

ある育児イベントの主催者が 「不要なベビーカー」を募集していたので、倉庫に約2年眠り続けていた わが家の「ポルシェ」を提供しました。

会場は長崎大学で、指定駐車場にとめ、それぞれお世話になったチビ2人が構内をゴロゴロと押していきました。

改めて云うまでもないのですが、日本の大学では 車、自転車、タバコが野放しなので、余りチビッコの遊び場としてはふさわしくなく、また案内板は全て漢字(当たり前)で、あらゆるサイズも大人向けのため、外国のように10歳で飛び級入学すると、ひどい目に遭いそうです。

・・・というわけで、公道の数倍は 車を気にしながら、無事ポルシェは新しい持ち主に納車され、僕らはさっさと(肝心のイベントは興味なし)次の予定地へ旅立ちましたとさ。

ところで11月には大学祭があるようです。少子化のことも考えて、「学生パパ・ママ」コンテストも開催してはいかがでしょう?

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ビックリ リノベーション

2006-10-25 06:03:10 | 犬も歩けば

晴れ間の続く週末、先週はチビ1号の太鼓叩きが 2つのイベントに引っ張られたので、ノコノコついて行きました。

最初のイベントはガス祭り。わが家にも供給されている 九州ガスという都市ガス会社のお祭りで、会場は会社の敷地でした。

講堂での太鼓演奏がつつがなく終わり 一歩外に出てみると・・・・、なーんと講堂だと思っていたのは、ガスタンクの再利用施設だったのでした。

もちろん今ではガスが貯まっているわけではないようですが、それにしてもビックリのリノベーション。

この調子で、将来は球形のタンクも再利用してほしいものです(プラネタリュウムにでも)。

待ち時間に、チビ2号は でっかいお相撲さんで遊ばせてもらいました。ありがとうございました。

 

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在りし日の島原城

2006-10-16 05:59:30 | 犬も歩けば

場内の特設舞台で、年に1度の 薪(たきぎ)能が開かれる直前の島原城へ登城しました。

入り口に、イベントを知らせる大きなノボリがはためき、天守閣の脇では、舞台が建設中でした。

この天守閣の案内板が、今年リニューアルされていて、かつて7万石を誇った姿を紹介しています。

どうでもいいのですが、掘の外にある民家?がいきなり藁葺きというのはあんまりだなー・・・という感想を持ってみてしまいました。この辺は一応 武家屋敷だと聞いていましたので。

 

 

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となりの伝建地区 その3

2006-09-04 06:18:47 | 犬も歩けば

今では街作りセンター兼案内所になっている「継場」は、その昔荷物の集積所だったようで、馬をとめておく金具も残っていました。

お邪魔したのは、お盆の暑い頃だったので、早速チビとアイスキャンデーを探すと、佐賀の名産=竹下製菓のブラックモンブランを発見。しかも初めて「スペシャル」にお目にかかりました。さすが地元です。

ひと息入れて建物を見回すと、昔使用されたのか潜水具とか、紙芝居装置付の自転車を見せてもらいました。この自転車、今では”ラジオ体操”の周知用にも活躍するそうです

さて建物以外に見つけたのは、これも佐賀名物の恵比須さん。ひっそりと町を見守っていました。また水路に目を移すと、アチコチにメダカが遊び、菱の実が水面に顔を出していました。

予想以上に楽しませてもらった浜宿地区。近くに手打ちそば屋さんもあるようなので、次回は昼時を狙って再訪したいと思います。

 

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となりの伝建地区 その2

2006-09-03 08:24:43 | 犬も歩けば

鹿島市浜宿地区は、長崎街道が賑わっていた頃、多良山系からわき出る地下水と、周囲からとれる米で、酒づくりが盛んになったようです(教科書風だなあ)。また、有明海も近いため、魚市場の名残も見られました。

現役の酒蔵は、シンボルの杉玉を下げ、もちろん独自のブランド「王将」のような日本酒を作っています。酒粕も販売中(ひじきの細工が凝っています)。

遠くから見ても、高い煙突が目に飛び込んでくるので、一目瞭然。

それにしても、街並み全体が昨年お邪魔した内子町@愛媛より手つかずで、個人的にはこのまま残して欲しいと思いますが・・・。

と思いながら休憩のため「継場」と呼ばれる、荷物の集積場あとに入ると、いろいろな宝物を発見したのでした(つづく)。

 

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となりの伝建地区 その1

2006-08-30 06:36:33 | 犬も歩けば

ネタが時間に追いつかないこの頃ですが、今回はお盆の墓参りで立ち寄った場所のレポートです

我らが国見町神代(こうじろ)地区の1年後に、国(文部科学省)から伝建地区に指定された佐賀県鹿島市の、浜宿地区へ立ち寄りました。ちゃんとホームページもあり、パンフも揃っていて、1年前から狙っていたのです

町作りセンター?兼案内書になっている、旧酒蔵の方にいろいろと教えてもらい、約300m程の通りに3軒もある醸造所などを眺めて歩きます。醤油屋さんもあり往時の繁栄ぶりを想像します。

 

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ハガキを買いに行きました

2006-07-05 05:58:34 | 犬も歩けば

スコールの合間を縫って、夏休み計画を左右する抽選に応募するため、往復ハガキを買いに、郵便局へ行きました。

事務所から断然近い、島原江戸町郵便局です。

武家屋敷通りに近いため、廻りのお屋敷はこんな感じです。そこで、雰囲気に合わせてこんな感じの郵便局になりました。駐車場確保のため、道路より後退しているのが残念です。中にはいると、高い天井に民家風の梁もかかり、しかもBGMは「せせらぎ」だったため和むことも出来ます。

用事を済ませて帰ろうと掲示板を覗き、ひとつだけ貼ってあったポスターでプチ夏満喫といったところでした。

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こんなに面白い東京国立博物館 2(時間切れ閉館)

2006-06-30 06:17:15 | 犬も歩けば

閉館時間が迫っていたので、3時のおやつはキャンセルし、東洋館へ急ぎました。

館内には日本以外の、アジア(エジプト・ギリシャまで?)を代表する文物が所狭しと並べてあります。

1階で出迎えてくれるのは、なんとミイラ(1体ですが)。大英博物館やルーブル美術館でしかお目にかかれないと思いこんでいたので、ビックリしました。他にも世界史の教科書に載っている仏像がずらりと並んでいます(ただしスペースが狭すぎ!)。NHKの「シルクロード」で紹介された、楼蘭(ロウラン)から発見されたという人物もあって、見入ってしまいました。東洋館はスペースに限りがあって、「薄く広く」を目指している?のか、外国の博物館のように「これでもかー!」という畳みかける展示にはなっていません。それはそれでいいのだと思いますが、展示品を解説する「ポップ」に、「重文」「国宝」と記載するのは止めて欲しいと思いました。国立骨董品館ではないのですから・・・。

とうとう閉館20分前になってしまい、本館には入れず終い。仕方なくその「帝冠様式」だけ拝見させて頂きました。ここに日本の宝があるのでしょうが、それはまた今度。貴重品を納めていながら、こんなに気安く入れる博物館が国内にあること自体ビックリして、上野の坂を下りました。

あれこれ用事を済ませてホテルに戻ると、もうウクライナ戦が始まっていました。窓から見える夜景がきれいで、立地も優れているこのホテルは使えるなーと思いながら、スペインにボロ負けしているウクライナを応援し続けました。ちなみに朝の風景はこんな感じです。

 

 

 

 

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こんなに面白い東京国立博物館 1

2006-06-28 06:24:15 | 犬も歩けば

出来たばかりの九州国博@太宰府や、長崎歴博へ行く前に、まず基本を整えようと、上野の東京国立博物館へ侵入しました(入場料430円払って)。これまで訪問の記憶がないので、恐らく初めての体験です。

元々の目当ては、NYのMOMAを任されるほど注目されている谷口吉生さんによる法隆寺宝物館。GWにすぐソバの動物園には寄りましたが、子連れで来るところではないだろう・・・・(→常識バイアス作動)ということで、単独行動のチャンスを待っていたのです。

外観も内部も、グリッドというかバランスというか、「何も足さず何も引かない」という緊張感がずんずん伝わってきます。また、われらが長崎県美術館にもあるルーバー(マリオン)は、さすがにこちらの方が洗練されています。

幸い東京国博では、ノンフラッシュ撮影Okなのでバシバシとシャッターを押せて、居心地も良く、国宝級約60体の仏像が並ぶ展示室も(少し暗すぎますが)このとおり。一体一体拝観?すると、6~7世紀の仏像は個性豊かで、愛嬌がありました。

日頃、ざわついている美術館や図書館になれている身には、心地よい緊張感を持って楽しめる貴重な時間を過ごせました。

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このへんの少子化

2006-05-16 06:25:07 | 犬も歩けば

30年前の「ニュータウン」に住んでいるので、公園や病院、ショッピングセンター(いずれもガタが来ていますが)は、一応充実。ということで、徒歩圏内にもインフラが整っています。

が上がった日曜日、どこかに出かけたいチビ2匹をつれ、久しぶりに公園巡りをしました(彼らが保育園でいつもしているらしい)。しかし・・・というかやはり、どの公園も貸し切り状態。決して「狭くて環境が悪い」というわけではないのですが、他の子や親子連れを見かけません。

ブランコもすべり台もジャングルジムも「使い放題」になると、あまり張り合いがないのか、どの公園も30分程度で退散してしまいました。少子化と高齢化の進む現場からの報告でした。

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大人気?!

2006-04-28 06:32:56 | 犬も歩けば

の昼休み、桜も散った島原城周辺を散歩していると、聞き慣れないエンジン音が迫ってきました。騒音の正体は、大型の観光バスで、合計7台!!すべて西鉄バスでした。修学旅行の季節が始まったようです。

島原城内にはいるのは無料ですが、クルマは料金がかかります。入り口にある関所?でお金を払い、次々にバスは城内に飲み込まれていきました。

よく見ると、堀端のツツジがとてもきれいでした(少し盛りを過ぎていますが)。また、内堀には、アヤメ?がちらほら咲き始めているようです。

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