伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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Anita O'Day (アニタ・オデイ)

2019-01-23 20:49:20 | Weblog
女性ジャズシンガーのアニタ・オデイ。

JAZZは、黒人音楽がルーツのため、
演奏者やボーカルは黒人の方が多いです。
黒人特有のリズム感や、ブルースフィーリングがあり、
ファンキーや、アーシーという形容もあります。

当時のアメリカ社会では、黒人は人種差別を受けていましたが、
ジャズの世界では、白人が少数派だったため、
逆差別を受ける状況もあったようです。

白人のプレーヤーでも、素晴らしい演奏をする人はいます。
ピアノのビル・エバンスや、テナーサックスのスタン・ゲッツは
私は大好きです。

そしてアニタ・オデイは、
白人女性のシンガーですが以前から好きです。
もちろん黒人女性歌手の
サラ・ボーンや、カーメン・マクレイなどもとてもいいのですが、
アニタの歌いっぷりは、
まるで江戸っ子のように気っぷがいいのです。
姉御肌。

とても多くのアルバムを出していますが、
一番のお勧めは「アニタ・シングス・ザ・モスト」。



ビアノの名手オスカー・ピーターソンもノリノリで弾いています。
グイグイ進むスピード感、スイング、そして感情の押し引き。
アニタの最高傑作ですね。

アニタのアルバムは7枚くらい持っていたのですが、
全盛期は60年代で終わったのかと思っていたらとんでもない。
1970年代の来日時のライブアルバムを聴いてびっくり。
録音技術の向上もあるのでしょうが、生々しいアニタに会えました。



それを機に、最近は持っていないアニタのアルバムを
探してボチボチ聞いています。



ところで、ウイキでアニタについて調べてみましたら、
意外なことが分かりました。

O'Day(オデイ)は、本名ではありませんでした。
本名は Anita Belle Colton
彼女は14~15歳の頃、小遣い稼ぎとして
歌を歌ったり、ダンスをしたり、写真を売ったりしていました。
この頃、自らの姓を「O'Day」に変えたようです。
O'Dayは、アニタが欲しかったもの(金銭)を意味するスペイン語のスラングでした。

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