熱海土石流人災の可能性。

熱海の土石流について静岡県の難波喬司副知事は13日に記者会見し、「土石流の起点周辺にあった盛り土について「違法な盛り土が災害の原因」との見解を示した。盛り土が降雨でダムのような状態になって水がたまり、下部から水が噴き出して一部が崩壊、その後に盛り土の全体が崩れた連鎖崩壊の可能性がある」としています。

しかしこの被害調べれば調べるほど盛り土に違法性を裏付ける事実が浮上しております。
更には廃家電品などが不法投棄されている疑いも出て参りました。
しかし安易な投棄をする業者の責任もありますが、是正指導をしていたという県と市が踏み込んで作業中止や罰則が無かったのかも疑問ではあります。

今後においても重要なのは山の斜面の乱開発じゃないかと感じています。
いまどこの山の斜面を見てもソーラーパネルの金属製の輝きを目にする事が多いのですが、はたして全てこんな開発で良いのでしょうか。
確かに東日本大震災以来自然エネルギーでの発電が叫ばれていますが、安易に山を切り崩してソーラーパネルや風力発電のプロペラを設置する事の是非を考えなくてはいけないかもしれません。

今日現在死者の数は11名、行方不明者17名一刻も早い救出を願いたいと思います。