大雨の被害が出てしまいました。

降り続いている雨ですが昨日から更に強くなっていました。
特に静岡県東部で降雨量が多くなっていました。

午前中、静岡県内のニュース番組を見ていますと大雨の影響のニュースを中継を交えながら伝えていました。
沼津市の状況も映し出されていましたが狩野川の水位もかなり高くなっていて、数年前の台風の時の水かさのようになっていて御成橋の橋脚を埋め尽くしそうになっていました。
沼津市を流れる黄瀬川の流れ方がかなり危険な感じです。
川沿いの一軒の家が流されたとの報道、住民の方は避難して無事との事で少し安心しました。
その後沼津と清水町を跨ぐ橋桁が崩落とのニュースが入りどこかと思ったら三島に行く時に利用する道路の橋でした。

しかし自然の力を見せつけられたのはその後でした。
臨時情報が入り、熱海市で土石流が発生というニュースでした。
視聴者の撮った映像が映し出されましたが、何軒かの家を飲み込んで流れていく土石流でした。
「これは大変な事だ」と思いました。
こちらは2人が心肺停止（その後死亡が確認）20名ほどが安否が不明（6名救助の報道あり）という大惨事になってしまいました。

いつも感じる事ですが自然の力って人間を遙かに凌駕してしまいます。なすすべが無いというのが実情です。
熱海市の地形がすり鉢状になっていてその斜面に開発されているという現状ですので、一度自然の猛威があると多くのものを飲み込んでしまうという事は以前より考えられていたのですが。
自然との共存をもう一度考え直さなければならないのかと思います。

この度の大雨で被害に遭われた方へのお見舞いと、安否不明の方の一刻も早い生還をお祈り申し上げます。
そして亡くなられた方のご冥福もお祈り申し上げます。