お絵描き日記~イラストレーター照井正邦

職人、照井正邦の似顔絵、意匠など。画力の向上を目的に練習しています。

「色鉛筆でグリザイユ画法で塗る」石原さとみ(似顔絵)

2017-03-22 15:05:58 | 似顔絵教室談
石原さとみさんをモデルに、色鉛筆で似顔絵の描いてみます。


1)『色鉛筆の黒』でトーンを付ける

『色鉛筆の黒』なのが大事。ただの鉛筆だと汚れてしまう可能性があります。

2)色鉛筆で塗る
石原さとみの似顔絵
トーンを壊さないように色を置いていって完成。

この方法は、かなり厚く塗っていかないと色が出ません。
西洋的な表現になると思います。

好みの問題ですが、黒をベースにするより、「紫」などの有彩色のほうが、うす塗りで表現できます。

【追記】
「色鉛筆の黒」から、描きおこしていくと、固有色に縛られやすくなると思います。
固有色以外に様々な色に見える、あるいは感じられる人ならば、どんな色からはじめてもよいですが、
「固有色にしか見えない」なら、ベースは有彩色のほうがよいかもしれません。

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「超簡単」綾瀬はるか「色鉛筆での塗り方」(似顔絵塾)

2017-03-22 12:35:48 | 似顔絵教室談
綾瀬はるかさんをモデルに、色鉛筆で似顔絵の描いてみます。

※何時間もかけて描くものではなく、15分くらいの描き方です。

テーマは、「※固有色からの脱却」
(※固有色:そのものが固有に反射している色。髪の毛が黒、肌色が肌色など。)


1)鉛筆で下書き


2)ベースを塗る

紫色で全体にトーンを乗せました。※グリザイユ画法に近いですね。

3)色をさしていく

トーンを壊さないように色を入れていきます。陰は緑や寒色の青など、光の部分は黄色や赤の暖色系を使いました。


4)再度、ベースの色(紫色)でしめる
綾瀬はるかの似顔絵
ベースの色で、暗い部分を強めて完成です。

肌に緑色を塗るのは、慣れていないと、抵抗があるかもしれません。
ベースを塗っておくことで、固有色ではない色で遊べるようになると思います。


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