高次脳機能障害がある人への理解やつながり作りを求めて、話をさせていただきます。地域に理解者を増やしてください。
7月28日の夜は、くらよし在宅支援センター アゼリアホールで、精神保健福祉に関わるみなさんとの勉強会がありました。いつも会員がお世話になっている方々です。
家族会の活動についてはもちろん、鳥取県内の高次脳機能障害専門外来やリハビリテーション病院の様子、地域での生活支援など。何より、家族会員のかかえるさまざまな問題、医療、福祉関係者への思いについては、精一杯お伝えしたつもりです。
重い高次脳機能障害者と一緒にいる家族は、長い、長い介護生活に疲れてしまうのです。でも、常に支えてくれる所や人があったら、在宅で一生暮らせるのではないでしょうか?
しかし、現実は・・
退院後の認知訓練であった病院でのグループ活動も、医療制度改革でできなくなりました。小規模作業所も、少ないスタッフで運営されるところが多く、受け入れは厳しい、精神科でのデイケアでは、多くの人と一斉活動ができないと受け入れられないと言われ、結局、個別対応が必要な方には行ける場所もありません。「心の支援」も必要です。
もっと在宅での生活支援に、必要な資源を回してもらえないものでしょうか
どんな病気や障害があっても、地域で支え合える関係が欲しい!と切実に願います