高次脳機能障害者家族会・鳥取

事故や病気で脳に障害のある人とその家族,仲間のブログです。
定期的に例会を行い、賠償や年金などの相談も受けます。

人権シンポジウムがありました

2009-09-27 23:01:17 | 日々のできごと
以前お知らせしていた★人権シンポジウム『生まれて死ぬまでの“ひと”の人権を考える』(於:米子コンベンションセンター)が行われました。

会の始めと終わりに「ゴスペルオーブ」の歌が何曲かあり、和やかでした。
パネリストとして ①乳幼児の人権 松本寿栄子さん ②学童児の人権 高野由美さん ③高齢者の人権 小坂一さん が話され、④『難病、高次脳機能障害者の人権について」森田が話しました。
短い時間でしたので、来場された方々に、高次脳機能障害や家族会の活動をどれだけお伝えできたか分かりませんが、後でご相談の方もみえました。

秋の行楽や収穫の時期でもあり、各地で運動会も行われていたようで、みなさん出にくかったと思いますが、家族会の仲間の顔が何人も見え、こころ強かったです!

主催団体のみなさん、スタッフの方々、お世話になりありがとうございました。

会報No.27ができました

2009-09-22 00:18:29 | 日々のできごと
「通信こうじのう」NO.27がやっと出来上がりました。
表紙の素晴らしいペン画は、障害当事者の田村さんの書かれたものです。

今月はかなり忙しくて、会報の打ち込みがなかなかできませんでした。
会員には、10月24日(土)の研修会案内と共に送ります!

9月20日(日)は東部地区、西部地区とも定例会でした。
西部地区で家族から出された問題は、みんなが関心深い事でした。
「今まで障害者手帳が1級だったのに、今回の更新で2級になった・・障害が良くなったわけでもないし、一人では何にもできない、仕事なんかとてもできないのに・・高次脳検査で出てくる数字が、訓練によって以前より少し上がったからだろうか? 利用できる制度が減ってしまいます」

うーん。本当に悩んでしまいます。
同じ問題をいつか新聞でも見ました。「障害は変わらないのに、障害年金の等級が下がった。それは就労できたからなのだろうか?いつ、仕事を切られるかも分からないのに。何が基準になっているのだろうか?」というような内容でした。

生活を支えるという視点で、診断書を書いていただきたいと思うのですが・・
できれば、高次脳機能障害の理解が深い精神科の医師に、診断書を書いて貰うようにお薦めします。

10月定例会・研修会

2009-09-16 00:41:22 | 例会・勉強会
●【10月の定例会】

★中部地区 日時: 10月 3日 (土) 13:30~

        会場: 倉吉市幸町 ヘルパーステーション蔵まち

★東部地区 日時: 10月 18日(日) 13:30~
            
         会場: 鳥取市 喫茶『まわりみち』(“いこいの杜”内)



●【平成21年度 鳥取県高次脳機能障害支援研修会】

日時:10月 24日(土)13:00~15:00
会場:倉吉未来中心 セミナールーム3 ・定員200名(先着順)

プログラム
①『高次脳機能障害支援事業報告』
鳥取県高次脳機能障害コーディネーター 川上 由加里 氏
鳥取県高次脳機能障害支援事務     三村 昌代 氏

②講演
『高次脳機能障害者のセルフケアの再構築を促す看護介入の試案』

聖マリア学院大学 看護学部看護学科 准教授 日高 艶子先生

主催:鳥取大学医学部附属病院 (高次脳機能障害支援拠点機関) 
後援:鳥取県

この研修会は申込みが必要です。
希望される方は、各地区の支部長まで連絡をしてください。

島根県高次脳機能障害研修会

2009-09-16 00:09:09 | 関連情報
島根県から研修会のご案内です。

日時:10月11日(日)13:30~15:30

会場:松江市総合福祉センター 4階大ホール(千鳥町70番地)

内容:講演「脳損傷による高次脳機能障害の対応」
        ~親として、精神科医として~ 
  
    講師 納谷敦夫先生(堺脳損傷協会役員・なやクリニック医師)


参加には申込みが必要です。
先着順で200名だそうですので、早めに森田まで連絡をください。

 

「笑い太鼓」を見学!

2009-09-15 17:47:44 | 関連情報
名古屋市内で開所されている、「高次脳機能障害者サポートセンター笑い太鼓」を、見学させていただきました。

ここは、主に中高年の脳血管による障害の方が通われています。
高齢者中心の介護保険のデイサービスになじまない方が、高次脳機能障害にはたくさんおられ、私たちも悩んでいました。
開設された案内を見た時には、こういうやり方が必要だ、と感じたのです。

学習、作業、体操、散歩などが行われ、ゆっくりとおだやかながら、着実に良くなられている様子がわかりました。
支援されるスタッフも同じ体験を持つ家族がかかわられるせいか、わかりやすく整理された環境と、一人ひとりに配慮された安心できる支援でした。

おいしい昼食まで一緒にいただき、本当にありがとうございました。

認知症を考える会があります

2009-09-08 23:55:05 | 関連情報
『認知症の人と家族の会鳥取県支部』主催の講演会が開催されます。
私たち家族会が、若年性認知症のつどい「にっこりの会」で一緒に活動している仲間の会です。

【認知症を知り、考える会】
 ~認知症の正しい理解と、若年性認知症患者本人の思い~

日時:10月3日(土)13:30~16:00
会場:米子市ふれあいの里 大ホール

広島西医療センターの認知機能疾患科医長・片山禎夫先生の講演と、県内在住の若年性アルツハイマー症患者である小林紫野さんの思いを聴き、『認知症になっても尊厳を保ち、安心して暮らし続けることが出来る、制度、ケア、地域づくり』について考えます。
参加される方は申込みが必要です。
定員が300名ですので、早めに家族会・森田まで連絡してください。


テレビの話題「脳の話」

2009-09-07 00:07:39 | 関連情報
会員からテレビ番組の情報が来たので、ネットで調べたら以下のように出ており見たくなりました!

【9月9日(水)フジテレビの「ザ・ベストハウス」名物「茂木ナイト」2時間スペシャル。茂木健一郎が「脳はダメージを受けても復活出来ることを分かってほしい」と、脳の復活劇をプレゼン。

「前頭葉の半分がない男性 母の愛がはぐくんだ奇跡の才能」では、母の愛情と、母を思いやる息子の優しさが生んだ1つの奇跡をご覧いただく。
茂木は、脳の最高中枢である前頭葉の半分を失った男性の奇跡を実際に確かめに、彼の自宅へ向かった。そこで茂木が見た信じられない出来事とは…。

また、右脳75%を損傷する以前よりも知能がアップし、スーパー頭脳の持ち主になったという青年の奇跡も追った。今、世界の脳科学者に最も注目される人物が起こした奇跡とは…。
そして、「奇跡を起こすのは、やはり、周囲の人の愛なのかなと思います」と語った茂木は何を感じたのであろうか。
他にも、『奇跡のピアニスト』と呼ばれる、脳出血により右手が動かなくなってしまった男の奇跡の演奏もお送りする。】

花を見に出かけました

2009-09-06 02:26:36 | 日々のできごと
9月5日(土)中部地区定例会でした。

会員から「新しく通い始めた作業所が、本人にとても良くて長く続いている」と言うお話に嬉しくなりました。
かと思うと「本人が病院へ通うことを拒否され、制度利用もできず困っている。関わっている支援者がいても先に進まず・・」という問題も。
思うように行かない事が多く、本人も家族も、とても大変な時期があります。

帰りに、会員数名と近くの湯梨浜町「あやめ池」公園に花を見に行きました。
この時期しか咲かない『タマノカンザシ』です。
純白のこの花は夜8時頃から咲くそうです。
昼間は閉じていましたが、近づくとすてきな香りがしていました。

10/3講演会があります

2009-09-06 02:12:33 | 高次脳機能障害
問い合わせが多いので再掲しました。

「壊れた脳、生存する知」という本で有名な、高次脳機能障害の当事者・山田規畝子(やまだきくこ)先生が鳥取県に講演にみえます。

主催は鳥取県作業療法士会で、申込みが必要です。
申込先は、渡辺病院リハビリテーション課、土肥繁樹さん。
電話0857-24-1151 FAX 0857-24-1024です。

日時ー10月4日(日)10:00~12:00

会場ー鳥取市・県民ふれあい会館ホール(扇町21番地)

たくさんの方が高次脳機能障害を理解してくださる機会になると良いですね。
ぜひ、誘い合わせてご参加ください。