高次脳機能障害者家族会・鳥取

事故や病気で脳に障害のある人とその家族,仲間のブログです。
定期的に例会を行い、賠償や年金などの相談も受けます。

障害年金の診断書について、新情報です!

2009-10-27 00:12:18 | 障害年金・障害者手帳
国民年金・厚生年金保険診断書(精神の障害用)の作成医について。

社会保険庁から、10月22付けの文書で、障害年金に関する診断書の記入が精神科医以外でもよい、ということが出されました。


今後の診断書には、「記入上の注意」の覧に、以下のものが付け加えられています。

1  この診断書は、傷病の性質上、原則、精神保健指定医又は精神科を標ぼうする医師に記入していただくことになっています。ただし、てんかん、知的障害、発達障害、認知症、高次脳機能障害など診療科が多岐に分かれている疾患について、小児科、脳神経外科、神経内科、リハビリテーション科、老年科などを専門とする医師が主治医になっている場合、これらの科の医師であっても、精神・神経障害の診断又は治療に従事している医師であれば記入可能です。


これは、「診断書作成の資格要件の緩和について」の要望書を、今年の8月、高次脳支援に関わられているたくさんの先生が、社会保険庁に出されたおかげだと思います。


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障害者年金の更新について

2009-03-24 00:09:51 | 障害年金・障害者手帳
事故や病気で高次脳機能障害になり、一年半くらいで、精神の障害として年金の申請をされたと思います。

きっとその時は、精神科の医師に診断書を書いてもらわれたのだと思います。

その後ずっと更新手続きがあり、社会保険庁から、更新月に用紙が届きます。

更新期間は人によって異なるようで(基準がよくわかりませんが)一年の人もあれば、五年の人もあります。

この更新に診断書がずっと必要なために、脳神経外科や内科を受診されていても、さらに精神科の定期受診が必要です。
医師としても、定期的に診ていない場合、書きにくいようです。

現在受診されている機関でうまく行かない場合は、医大の専門外来をお尋ねください。


なお、身体障害者年金の申請は、この方法とは異なります。受診されている先生に御依頼ください。


高次脳機能障害者の制度利用の複雑さには、ほんとにみんなが困っています!
機能改善が進むことはあっても、障害の完治はむずかしいのに!?
制度は使いにくく、生きにくいですね…

不快な体験をされた方、ご意見をください!
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●国民年金保険料免除制度!

2007-03-27 01:13:02 | 障害年金・障害者手帳

リハビリテーション病院で出会った家族会員が、「先日の例会で聞いた、国民年金保険料の免除申請に行って来たよ!  そんな制度があるなんて知らなかった。  これまでも家族会に出ていろいろな事を知り、行政の窓口に出向いて交渉してきた。一人ではわからなかったことがたくさんある。 家族会ではお互いに体験者だから、自分のこととして話を聞きあえるのでとてもいい!」とのこと。

ほんとにそうですね!   家族会ができてすでに5年以上、たくさんの仲間ができました。でも必要な方に、十分な情報が伝わっていないかもしれません。まだまだ啓発が重要ですね。

 

参考までに

国民年金保険料免除制度には、法で定められている要件に該当すると保険料が免除される法定免除と、経済的な理由で申請することにより保険料が免除される申請免除があります。


●法定免除とは・・生活保護法による生活扶助を受けている場合、障害基礎年金または被用者年金の障害年金(1級・2級)を受けている場合に、保険料が免除されるものです。

 

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◆障害者手帳に写真が・・

2006-10-18 01:34:08 | 障害年金・障害者手帳

 ニュースです!

自立支援法施行で3障害統一となり、障害者手帳に[写真]を貼り付けるということが言われていましたが、今月申請された人には、そういうことが話されたようです。

ただし、何らかの理由で張りたくないという方には、強制ということはないそうです。

障害者手帳の申請に必要な物が変わりましたね。

  (1) 医師の診断書

  (2) 障害者手帳交付申請書

  (3)印鑑

  (4) 無帽上半身の写真(たて4cm よこ3cm

写真については、ポラロイドのものはだめ! 写真店でのプリントはOK!

プリンターなどで作ったものについては、まだ事例がないのでわかりません。参考になる意見が有れば教えてください。

 

 

またまた「わらい市」のご案内(写真を参考にして下さい)

今月は28日(土)10時からですが、買い物は早い者勝ち!あっという間になくなることも・・

戸板市の参加者の交流、生バンドでの歌と盛りだくさん、商店街のアーケードでは、雨の日でも濡れずに唄えますよ。飛び入りも大歓迎!

その日によってメニューが違う、お昼ごはんをご相伴にあずかることも多々有りにぎわっています。ぜひ、家族会のお店においで下さいね!

 

 

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●みんなが闘っています!

2006-10-04 23:38:46 | 障害年金・障害者手帳

障害者手帳の更新(もともと1級の場合)  手続きするときに障害年金2級の証書を付けると、手帳も2級になってしまうようです。

同じ1級を維持しようとすると、あらためて主治医の診断書(高次脳機能障害が生活上で理解されている)を付けて申請しなくてはなりません。それでも、内容によっては必ず1級になるとも限りません。しかし、努力はしてみましょう!

 

◆障害厚生年金2級、または3級の人が、この決定に納得がいかない場合、不服申し立てを行うことができます。

社会保険事務所とのやりとり、何度もの受診など大変かもしれませんが、高次脳機能障害の重さをわかっていただき、納得できる診断書ができた場合、障害年金の級が上がった方が数名あります。

このたびも脳症の後遺症の方でしたが、診断書には「高次脳機能障害」ということばも無く不服な級だったので、本人、家族、障害者支援センターの方と一緒に主治医と話し合いました。

手術をされた脳外科からの紹介に、「高次脳機能障害」ということが無かったようで、あらためて、高次脳の評価をしてデータを付けて出そうということにしました。

この先、結果はどうなるかはわかりません。

高次脳機能障害になってからも、周りの人に負けられない、迷惑をかけてはいけない、経済的に自立して行かなくては!と、何年も頑張って働いてこられたのですが、今は精神的にも肉体的にも苦しくて、何かに向かっても混乱するし、生活も一人ではできない、いつも自分には価値が無く、居場所がないと思って死を考える毎日・・

障害があるということが、こんなにも追いつめてしまったのでしょうか?全国的にも、自殺者が多いといわれる高次脳機能障害の一人の姿なのです。

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●精神保健福祉手帳について

2006-09-15 02:00:27 | 障害年金・障害者手帳

【対象者】 一定の精神障害があり、長期にわたって日常生活または、社会生活への制約(障害)がある方に交付され、障害の程度に応じて1級から3級までの等級がある。

【申請手続き】 障害年金を未取得で、障害者手帳の申請を行う場合、申請書、診断書が必要。  ただし医師の診断書は、初診日から6ケ月以上経過した時点のもの。

障害年金が取得できている場合は、申請書、障害者年金証書、直近の振込(支払)通知書と印鑑があれば申請できる。

【注意事項】 申請は本人がすることになっっているが、家族や医療機関などの職員がこの手続を代わって行うことができる。

この手帳の有効期間は2年。更新をしなくてはならない。なお、手帳の有効期間内であっても障害の状態に変化があった時には、障害等級の変更の申請をすることができる。

 

精神障害者保健福祉手帳で利用できる主な制度

(市町村によっては独自な制度を設けている場合もある)

    ホームヘルパーなどの在宅福祉サービス、施設利用サービス

    所得税、住民税、相続税、贈与税の優遇措置

    自動車所有税。自動車税の免除(1級で、自立支援医療受給者証を持っている人で、本人が通院などのために運転する自動車、もっぱら本人の通院などのために生計同一者が運転する自動車も対象になる) 

    生活保護世帯における障害者加算

    公営住宅への優先当選率

    交通機関(定期バス・公営バス)の運賃割引

    携帯電話料金の割引

    障害者法定雇用率の適用

    失業保険の障害者期間の適用

    NTTの番号案内無料(事前に手続きが必要)

 ・ 公共の文化施設・体育施設・観光施設の減免

 

 

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◆障害年金の取得について

2006-09-10 03:08:37 | 障害年金・障害者手帳

「高次脳機能障害」の診断、障害年金の申請をされる方が増えています。しかし相談窓口や医療関係者が制度に無知であると、家族が奔走せざるを得ない状況です。しっかり理解しておきましょう! 

 

       障害年金申請の手続きについて

障害年金は、病気やけがにより初めて診察を受けた日から1年6月を経過した日、またはその期間中で障害の状態が固定した日(障害認定日)に納付などの条件を満たしていれば申請できる。

初診日が20歳前なら、保険料納付要件に関係なく20歳から申請できる。

まずは、住所地の市町村役場、又は社会保険事務所に必ず相談に行くこと。

 

(1) 障害年金の請求書類を住所地の市町村役場、又は社会保険事務所でもらう。

(2) 医師に診断書を作成依頼。 (精神科医師でなくても書けるが、生活上の問題をしっかり医師に伝えることが重要)

   ・診断書の初診日が重要!

    発症から年数が経って、救急時の病院と診断書の病院が異なっている場合は、障害との因果関係を説明するために、始めの病院の受診証明が必要となる。

  ・医師の診断書、作成日から3ヶ月以内に役所に提出しないと無効になる。

(3)交通事故の場合、第三者行為事故状況届も必要となる。(事故証明、示談書の写しなど)

(4)病歴・就労状況等申立書を家族が申立人になり、作成する。 (生活上のできごとをしっかり把握して、用紙に書ききれない場合は追加していく)

(5)国民年金・障害年金請求書に年金が振り込まれる口座番号を記入。厚生年金と国民年金をかけていた状況を記入。

 

 

 

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