高次脳機能障害者家族会・鳥取

事故や病気で脳に障害のある人とその家族,仲間のブログです。
定期的に例会を行い、賠償や年金などの相談も受けます。

5月総会・定例会

2013-04-29 22:54:37 | 例会・勉強会

家族会のみなさまへ

障害者が在宅で暮らしていくようにと、

国の施策は進められていますが

安心して住みなれた地域で暮らすには、

まだまだしくみ作りが必要です。

一緒になってチカラを尽くして行きましょう!

 

 

平成25年度総会・研修会

日時: 5月19日(日) 13:30~16:30                  

会場: 米子市「ふれあいの里」4階

日程: 13:00~ 受付

     13:30  講演 

            竹田 伸也さん 

             (鳥取大学大学医学系研究科講師 )

            ●「マイナス思考を手なずける認知療法入門

             -当事者と家族が燃え尽きないために-」

     15:00~ 総会

 

中部地区定例会

日時: 5月 12日(日) 13:30~

会場: 倉吉市 ヘルパーステーション蔵まち

 

東部地区定例会

日時: 5月 26日(日)13:30~

会場: 鳥取市 とりぎん文化会館(練習室3)

     

 

 

 

 


JTBIAめーるつうしんNO.16から

2013-04-18 03:52:18 | 関連情報

全国の動きです

★ 4月12日
脳損傷者コミュニテイ学会神奈川大会、研究部会発表、交流会が神奈川県民会館で行われまし た。
「ブル―ライト横浜」の唄そのものの夜景を眺めながら、各地から参加された方々と1分間トークで、交流しました。
当会関係者では秋田の当事者会 (不思議の国のアリス)の佐藤恵さんが参加しておられました。

★神奈川県の「ピアズ金澤」についての情報

大変活発に地域活動を 展開しておられ、役に立つリーフレット情報を出しておられます。
  http://www2.ocn.ne.jp/~kasai/index.htm

  http://www2.ocn.ne.jp/%7Ekasai/index.htm
  

詳細な活動内容と、役に立つリーフレットのダウンロードができますので、ぜひ上記ホームページをご覧ください。

 

★ 4月15日
厚生労働省では精神保健課課長重藤和弘課長、福生課長補佐、山本係長と懇談。
国土交通省では自動車交通局保障課参事官室の、後藤参事官、小守谷企画官、NASVAの原木部長他、多数のみなさんと意見交換。
 
東京新聞社・奥野記舎が同行取材。
特別支援教育課 三輪課長補佐と、丹羽専門官が応対。和やかに、応対していただきました。
 

翌日の東京新聞に大きな記事が掲載されたそうです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013041602000137.html

 

高次脳機能障害 苦悩の親「症状理解を」 文科省に訴え

 

ペットのハムスターをかわいがる穴沢啓太君(右)と母親の芳子さん=東京都内の自宅で(川上智世撮影)

写真

 事故や病気で脳を損傷し、記憶や集中力が欠如したり、物事を計画的に進められなくなったりする高次脳機能障害。外見からは分からず、周囲の理解を得にくい。子どもは不登校や学力低下になることもある。「助かって良かったのか」。東京都内には、そう悩んだ母親もいる。教育現場での支援を求め、当事者の親たちが十五日、国に現状を訴えた。 (奥野斐)

 「救われた命。でも、助かって良かったのか。そう思うこともあった」。五年前の転落事故で、次男の啓太君(17)が高次脳機能障害と診断された東京都足立区のパート職員、穴沢芳子さん(49)が打ち明けた。一年ほど前まで、障害による問題行動が目立ったためだ。

 二〇〇八年四月、中学生になったばかりの啓太君は友達と遊んでいて高さ四~五メートルの木から転落。大学病院で脳幹出血と診断され、数週間意識が戻らなかった。その後、回復したが、転院先のリハビリ病院で高次脳機能障害と告げられた。

 リハビリにより、少しふらつきはあるが一人で歩けるまでになり、その年の暮れに退院し、翌四月に特別支援学校に転校した。

 ただ、体の回復と反比例して脳の障害が現れた。環境の変化で、以前できたことができないストレスが募った。感情を抑えられず、衝動的に家の壁を殴って穴を開け、夜に突然、他人の家に行く。記憶障害で、体験していないことまで体験したように錯覚し警察で「僕を捕まえてください」と言って騒動になった。自傷行為も繰り返す。芳子さんも追い込まれた。

 「このままでは息子に手を上げてしまう」。一昨年夏、児童相談所に相談し、二週間保護してもらった。危機的な親子の状況に、啓太君が通う学校の担当者が福祉事務所や警察、障害者支援センターをつないだ。芳子さんは「支援してくれる人がいると思えただけで安心した。客観的に見ることができた」。啓太君の症状も徐々に落ち着いていった。

 この春、特別支援学校の高等部三年になった。「普通に働けるようになりたい」。勉強や読書、趣味のギターに、より熱心に取り組む。「少し手助けしてもらえれば、できることは多い」。親子で顔を見合わせた。

◆「教師に研修機会設けて」

 「教師の理解が乏しい」「高次脳機能障害の研修を受ける機会を設けて」。十五日、この障害がある子を持つ親たちでつくるNPO法人「日本脳外傷友の会」(事務局・神奈川県)の全国の支部代表や、穴沢さんら十八人が文部科学省を訪れ、口々に訴えた。

 二〇〇四年に診断基準ができたが、専門医が少なく、潜在的な患者数は多いとみられる。厚生労働省は全国で約二十七万人と推計し、東京都は都内で約四万九千人と推計しているが、実態把握は進んでいない。

 国立成育医療研究センター(東京)リハビリテーション科の橋本圭司医長(39)によると、発育中の子どもの場合、問題となる言動が障害によるのか、性格によるのか区別しづらく、周囲が気付きにくい。引きこもりや学力低下、人間関係が築けないなど二次的な影響があり、橋本医長は「正しい理解と周囲の対応が大切」と話した。

<高次脳機能障害> けがや脳卒中、脳症、脳炎などの疾患が原因で脳が損傷し起こる後天的な障害。記憶や注意力が欠如したり、計画を立てて物事を進めることや感情のコントロールができなくなったりして日常生活に支障を来す。損傷した部位によって症状や程度に個人差があり、発達障害と区別しにくい場合もある。磁気共鳴画像装置(MRI)で撮った脳の画像などで診断される。症状を和らげる投薬治療がある。

 

 

 


4月定例会のご案内

2013-04-02 15:37:42 | 例会・勉強会

新年度が始まりました!

家族会の結成から12年目。生活は変わりましたか?

総合支援法がスタートして状況は良くなったでしょうか?

まだまだやるべきことがあります。

今年度もチカラをあわせてがんばりましょう!

 

4月の定例会

 ● 中部地区 日時: 4月 6日(土) 13:30~

         会場: ヘルパーステーション 蔵まち

 

● 東部地区 日時: 4月 28日(日) 13:30~

         会場: 鳥取市 さわやか会館

 

★総会は5月19日(日)に米子で行います。

 研修会もステキな内容です。 お楽しみに!