鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2007年02月02日 | Weblog
ムネオ日記
2007年2月1日(木)
 昨日の佐藤優さんの東京高裁の判決について、私のところにも様々な声が寄せられる。
 外務省という組織の中で国際会議の認定をするのは条約局であり、条約局長の決裁なくして認定はあり得ない。当時の条約局長は谷内さん(現事務次官)で、谷内さんは検事の事件聴取に関して、野中広務先生にも報告している。野中先生から私に「谷内さんも『全て必要な国際会議で、私も決済した』と言っていました。」と、わざわざ報告してくれたものである。
 当時、欧亜局長であった東郷和彦氏も「ロシアに関する正確で確度の高い情報を得るには、イスラエルは欠かせない」との判断で決済していると常日頃言っていたし、裁判でも証人として証言している。それを裁判長は「説得力ある根拠を提示できておらず、考慮に値しない」と退けている。
 私の証言にしても「職員の屈辱的な詫び状があり、信用できない」と言っているが、私が詫び状を要求した事はない。外務省が勝手に書いてきたものだけで一方的に判断されても迷惑だ。
 裁判長は「外務省幹部は支出が困難と認識しながら、鈴木被告の意向に反して不利益を受ける事を危惧し、決済した」と指摘しているが、裁判長は外務省の実態を全く理解していない。外務省は予算、行政改革全てに私を頼り、私を使ってきた。100%外務省の言い分を聞き、大蔵省(当時)始め関係機関にお願いして実現してきたのである。外務省の税金の無駄遣いに手を貸してしまった。今となっては国民に申し訳ないと反省している。
 私は国益の観点でいつもモノを考えてきた政治家だ。平成14年、一連の鈴木バッシングの時、外務省は共産党、民主党に私にとって不利になる改ざん文書、またマル秘文書を送り、私を貶おとしめてきたのである。佐藤さんの裁判に証人として立った外務官僚の証言も、自己保身であり、真実を語っていない。私はいつ、どこでも彼らと相対してもよい。外務官僚が正直に国民の目線に立って仕事をしているかどうか、国民の汗と涙の尊い税金を正しく使っているかどうか、私の知りうる事をしっかり国民に示していきたい。
 「鈴木さん、ウソつきに良い外交は出来ません」「鈴木さん、心のない人を相手は信用しません」と、外務省の中からもそんな声が寄せられる。「検察のつくったシナリオ、ストーリーに基づいて判断する今の裁判のやり方はおかしい」と、大変な剣幕で憤りを言ってくる人もいる。私は色んな意見を聞きながら、「これでいいのか。正直者が馬鹿を見る社会では日本がおかしくなる」とつくづく感じる。何とかしなくてはならない今の日本である。
 夕方羽田から千歳に向かい、千歳市で後援会会合に出席。
 本日5件の質問主意書を提出した。項目は以下のとおりである。
・ 民間人学者のモスクワ立ち寄り経費の外務省関連国際機関による負担に関する質問主意書
・ 外務省が編纂する「日本外交文書」に関する質問主意書
・ 在ロシア連邦日本国大使館のインテリジェンス活動に関する質問主意書
・ 北方四島におけるインフラ整備に関する質問主意書
・ 国後島に日本政府が建設したプレハブ倉庫のロシア国境警備局による使用問題に関する質問主意書
鈴 木 宗 男
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新党 大地 
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