宗男日記から

ムネオ日記
２００７年２月３日(土)
　8時の飛行機で千歳に向かう。急病人が出たとの事で出発が遅れ、40分遅れでの到着。8時半発の便が先に千歳に着いており、一寸(ちょっと)連絡を貰えれば、変更もしたのにと考えると、今の日本航空の体制が見えてくる。サービス業がサービス業の精神を失うと企業はもたなくなる。
　14時から小樽市で鉢呂(はちろ)吉雄(よしお)代議士の新年交礼会に招かれ、挨拶の機会を得る。鉢呂代議士をはじめ、出席者も温かく迎えてくれ気持ちの良い会合だった。荒井(あらい)聡(さとし)知事候補予定者も来ており、気合の入った挨拶で盛んな拍手を浴びていた。私は挨拶の中で、今週の週刊プレイボーイのそのまんま東（東国原英夫）宮崎県知事のインタビューの中で「選挙運動は鈴木宗男さんをイメージしてやりました」という話を紹介しながら、荒井聡さんの奮起と心からのご支援をお願いする。
　15時50分丘珠空港発で女満別空港へ。18時から十勝管内陸別町の一大イベント第26回しばれフェスティバル開会式に出席。このイベントも私と同じ世代の仲間が６～７人で取り組んだ、寒さを逆手(さかて)にとってのスタートだったが、それが日産自動車のテストコース誘致につながり、若者の知恵、英知が陸別町を救ったと言ってもよい。厳しい財政事情の陸別だが、これからも次代を担う若者の頑張りに期待したい。私も精一杯、故郷(ふるさと)の為に協力を惜しまない。
　19時半から後援会会合。久しぶりに昭和58年からの同志と懇談。24年前をお互い想い出しながら涙する場面が度々である。郷里の人情、心を感じながら足寄に生まれ育ち、陸別で働いた子供の頃がとっても懐かしく思う一時(ひととき)だった。
　昨夜、与党が補正予算を与党単独で採決し参議院に送られたが、圧倒的多数による強引な手法が理解されるのか、「女性は産む機械」と言った柳沢伯夫厚生労働大臣に厳しく迫っている野党の声が理解されるのか、明日の愛知県知事選挙・北九州市長選挙の結果によって、今後の国会運営が決まるであろう。この二つの選挙結果に注目をしていきたい。
鈴 木 宗 男
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