宗男日記から

ムネオ日記
２００７年２月１２日(月)
　網走管内雄武町をスタートし興部町、滝上町、紋別市でそれぞれ新年交礼会。どの会場も大勢の人が集まって下さり有難い。知事候補予定者の荒井(あらい)聡(さとし)さんの奥さんも一緒だったが喜んでいた。何故「荒井(あらい)聡(さとし)」かという説明をすると皆さん納得してくれる。昭和48年からの人間関係は軽くはない。参議院北海道地方区の多原(たはら)香里(かおり)共々(ともども)各会場でよくお願いする。
　6カ国協議「日本蚊帳(かや)の外」「拉致重視、中韓は牽制(けんせい)」と報道されているが、こうした協議では情報を共有することが大事であり、日本だけの主張、考えは通らない。ここが外交の難しさであり現実である。「核と拉致」を結びつけたい日本と具体的成果を出したい中国・韓国ではおのずから軸足が違っている。北朝鮮問題ではあらためてロシアの重要性、ロシアカードが必要だと私は思う。
　20日からチェイニ－米副大統領の来日に関し「米側が副大統領と久間氏の会談日程を入れないよう日本側に伝えていることが分かった。日米関係筋が明らかにした」（北海道新聞2面）と出ている。久間防衛相の発言は日本国民が素朴に思っていることを言ったまでだと私は思う。「核兵器がさもあるかのような状況でブッシュ米大統領は踏み切ったのだろうか。その判断は間違っていたと思う」「戦後処理も処方箋(しょほうせん)がないままだった」「沖縄県知事の意見を聞き入れながらやっていかなければならないのに、米国はわかっていない」、これらの発言で米側が不快感を持ったというのなら認識が間違っている。「久間防衛相は普天間飛行場の建設を進めるには沖縄の協力が必要だ」と日本の国内事情を言ったに過ぎない。「イラクについても核が、大量破壊兵器があると言ってきたが結局何も出てこなかった、この事を言ったまでのことであって、それで米側が会談拒否ならば何が日米同盟か」といった声が寄せられる。私も新聞記事通りだとするならば、アメリカの異常反応と思いながら、日米関係の希薄さを感じるものである。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

ムネオ日記
２００７年２月１１日(日)
　10時から釧路市で団体の会合で挨拶。
　13時から網走管内北見市留辺蕊町で私の後援会長原谷さんのご長男の結婚式に出席。昭和58年最初の選挙の時、新郎は小学一年生だった。24年前の事である。忘れもしない12月15日留辺蕊町での最初の遊説の時、本日の新郎から花束をもらった事を想い出す。人生の出会い、巡り合わせ、ご縁に感謝しながら、人間関係の重みを感じる。その当時からの同志もたくさん出席しており、昔話をしながら楽しい、気持ちの良い披露宴だった。
　17時半から網走管内遠軽町で新春交礼会。連休の合い間にも関らず熱心な支持者が集まってくれる。4月の知事選では荒井聡あらいさとしさんを7月の参議院北海道地方区ではたはら多原香里たはらかおりさんをお願いする。荒井聡あらいさとしについては35年来の関係、北海道の自立、アイヌ民族の権利の確立、雇用の確保等政策の合意、何よりも明日の北海道の為に衆議院議員の地位をなげうって立ち上がった意気をわかって欲しいと訴えさせて頂いた。私の挨拶を聞いてから、「よく分かりました、荒井聡あらいさとしを応援します」と大勢の人から声をかけて頂き有難い。しっかり訴えるとわかってくれるものである。
　北京で北朝鮮の核問題を話し合う6カ国協議が行われているが、ロシアの首席代表にロシュコフ外務次官（前駐日大使）が復帰し存在感を示している事が伝えられるが、私は以前から対北朝鮮関係では歴史的見地からロシアの重要性を言ってきた。又、ロシュコフ外務次官は駐日大使になる前の外務次官時代、プーチン大統領特使として金正日総書記とも何時間にも亘わたり会談しており、ロシアカードを生かすべきだと言ってきたが、日本の外務官僚はどれほどロシュコフ外務次官と深い絆きずなを持つ事ができたのか。これからもロシアの立場は大きな影響力を持つので、この事を踏まえてロシアとの強固な信頼関係を更に構築すべきである。
　朝刊各紙は1面トップで、リンナイ製の湯沸かし器での中毒問題を扱っているが新聞記事によると、10年前から懸念されていたとの事であり、今頃になって出てくるだけでも何となくおかしな事だと感じる。生活の安全、安心にはもっと敏感に、かつ緊張を持っていかなくてはならない。
鈴 木 宗 男
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