鴻風俳句教室

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水引の一糸に結ぶ風の艶//十方に爆ぜ水引の花の群

2012年08月30日 18時39分22秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ













>>水引の一糸に結ぶ風の艶 12・8・30 

>>十方に爆ぜ水引の花の群

>>水引の紅花嬲る夜の風

>>個々に声あり水引の自己主張

   「水引」ななんとも自己主張の強い花である。
  悪く言えば、なんともお行儀の悪い花である。
  みんながてんでんばらばらに向きたい方を向いている。
空を向いているものもあれば、反り返って地を向いているものもある。

   「水引」とは
  ①麻糸のこと。②仏前やお神輿などに張り渡す金襴の幕。
  ③進物用の包み紙などを結ぶのに用いる紙糸。
  ④鎧の下の化粧板の白と赤の飾り線
  ⑤蓼科の多年草。山野の陰地に自生し、茎は高さ60cm。通常葉の表面に暗紅色の訃がある。
  夏秋の頃、赤色の小花をまばらに穂状につけ、それを③の「水引に見立てた。

   こんな説明が書かれてある。
  決して目立つ花ではないが、きっちりとした芯を通す人間を思わせ好きな花である。
  9月3日の入院前にブログをもう一度ぐらい更新できると思っているのだが。