鴻風俳句教室

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あどけなき装飾花の額の色//珈琲を落とし妣へも秋の花

2012年08月11日 08時46分19秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ













>>あどけなき装飾花の額の色

>>額あぢさゐの小花弾けし庭美し

>>珈琲を落とし妣へも秋の花

>>雨粒を受け止めゐたり額の花


  わが庭の紫陽花と額の花が、今を盛りと咲いている。
  白峰亀庵さんという俳人の方が来て、紫陽花を眺め、
 「この辺で、これだけ大規模に紫陽花を咲かせている家はない。きれいですよ。」と、
 昨日も褒めてくれた。半分以上はお世辞の挨拶だが、
  花の色のきれいなのは、確かである。
  庭を作った時、紫陽花だけにしたかったのだが、
  知人が、いろいろとトラックで運んでくれたので、
  いつの間にかジャングルとなってしまった。

  肺癌に罹ったが、まだ生きている。
  これから抗癌治療も受け、もう少し長生きしようとも思っている。
  だが、じぃじが死んだら、この庭の花々はどうなるのだろうと思うことがある。 

日本では「コーヒー」を漢字では「珈琲」と書くが、
  中国では「咖啡」と書く。
  王偏と口偏の違いである。
  王は「玉」を表す。コーヒー豆を「玉石」と思ったのであろう。
  口は「口びる」を表す。コーヒーは口で飲むものと思ったようである。
  こんなところにも、国民性が現れていると言えようか。
  面白いと思いませんか?^^