鴻風俳句教室

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秋烏賊を刺身に捌く出刃を研ぐ//夕焼けの入道雲立つ屋根の上

2012年08月15日 11時45分36秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ














>>秋烏賊を刺身に捌く出刃を研ぐ

>>生き動く秋烏賊の目に睨まるる

>>夕焼けの入道雲立つ屋根の上

>>石楠花の最後の花をいとほしむ


   先月のことだが、中国人の母子が訪ねてくれた。
  中国でお世話になった方である。
  ご主人は日本で日本の企業に勤めていて不在であった。
   ママは中国の放送局に勤めていてアナウンサーであった。
  息子は当時は中学生であった。
 
   中国で大学の教師をしていた時、夜に無料で日本語を教えたことがあった。
  その時に、ママも息子も講義を受けに来たのである。
   そんなことがきっかけで、お世話になったのである。

   その後、息子は国際高校から、筑波大学の医学部に入学。
  来年3月の卒業にあたって、病院の見学、実習で、ニューヨークの病院を始め、
  日本国内も、九州・千葉・鎌倉などのあと、北海道函館と、札幌の病院にやってくることになった。

   入院していたkouで、8月1日が退院日であったが、
  外科のI先生に1日早く退院させてもらえないかと聞くと、
  「いいですよ。どうぞどうぞ~」といわれ、1日早く、7月31日に退院した。
  
   前に来た時、北海道はジンギスカンが名物でと、鉄鍋で思いきり焼いて食べさせたが、
  それが好評で、今回も31日はジンギスカンとした。
   食べながら、北海道に来て何を食べたいと思ったと聞くと、
  函館でイカを食べたいと思ったけれど、食べることができなかった。という。

   それはお安いことと、朝に陸にあがってまだ生きているイカを1箱買ってきた。
  身と耳を刺身にし、足を炒めて食べさせたが、「おいしい、おいしい」と食べてくれた。 
  kouもおいしいと思ったのだから、中国人には本当においしかったであろう。
   現在は、ご夫婦は東京で、息子は筑波大学の学生寮で生活している。



   向かいの家の屋根に夕焼けに染まった、入道雲が立ち上っている。美しいと思った。


   黄色い花は、「曼珠沙華」の仲間として、送ってくださったのがいま咲いている。
   
   
   最後の石楠花の花が咲いている。