鴻風俳句教室

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桔梗の百の蕾に朝日射す//咲くよりも凋むを急ぐ花桔梗

2012年08月13日 06時28分57秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ














>>桔梗の百の蕾に朝日射す

>>咲くよりも凋むを急ぐ花桔梗

>>母在せば佛に桔梗如何に活けむ



  じぃじの庭の桔梗(ききょう)の花が、今年もぞっくりと咲いて潔く散った。
 
  2番花が咲き出すまでには、1カ月ほど間がある。

  たった1本の「学研・科学」だったかの付録についてきた球根だが、今では5~60本に増えた。
  凄い繁殖力である。もっとも、手入れは良くやっている方だろう。

  2番花を咲かせたくて、茎の中間で一度切る。

  その2番花が終われば根元から切りとり、来年のために牛糞をどっさりとやる。
  
  切りとった茎をその上からかけておく。

  こんな繰り返しを、40年ほどやってきた。よく枯らさずにきたと思う。

  母が生きていたら、いつの段階で剪りとり、佛さまにお供えするだろう。

  母は生け花の師匠でもあったからだ。命の短い花である。