くろちゃんの甲府城つづりⅡ

やまなしの甲府城跡や文化財のようすや活動を、
くろちゃんと仲間たちがなんとなく紹介するため再登場!

SBT調査員の福島日記②

2016年05月02日 | 甲府城日記
GWも中盤戦ですね
楽しい休日をすごされていらっしゃいますか

GW関係なくお仕事の方はお疲れ様です

東日本大震災後の復興に協力するため、福島県に出動中のSBT調査員から続報が届きました!
ご紹介します

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南相馬市のSBTです

今回は南相馬市小高区大悲山にある「磨崖仏」について、紹介します
「磨崖仏」は「まがいぶつ」と読み、崖に彫られた仏像の事です

平安時代に彫られたと考えられておりますが、造立された経緯など不明な点が多くあります
ちなみに地元では、栃木県の大谷磨崖仏、大分県の臼杵磨崖仏と並んで三大磨崖仏と呼ばれています

写真は「観音堂石仏」です
崖を掘り込むようにしてお堂を造り、中は崖に彫られた仏像が納められています

観音堂遠景

観音堂 崖に掘り込まれた様子

仏像の前

磨崖仏

お堂の脇を見ると、人工的に掘られた痕跡が伺えますもしかしたら、もっとたくさんのお堂があったのかもしれません

掘り込み1

掘り込み2

この磨崖仏は観光地として人気があるらしく、現在でも県外から訪れる人が多いようです
磨崖仏のある小高区は、国が定める避難指示解除準備区域に指定されているため、日中の立ち入りのみ許可されています。
規制が解除され、多くの方が見ることができるよう、微力ながらがんばりたいと思います


コメント
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