平成27年4月2日に山梨県庁舎別館の一部にオープンした「山梨近代人物館」(甲府市丸の内1-6-1)を訪れてみました
昭和初期に建てられた山梨県庁舎別館(旧本館)及び県議会議事堂は山梨県の有形文化財に平成21年12月24日に指定されています。
県庁が建てられた場所は甲府城の楽屋曲輪跡です
別館は見事に修復・復元され、昭和5年の創建時に姿によみがえっていましたよ
とても綺麗にさらに素敵になっていました
※山梨の文化財ガイド(データベース)建造物06
人物館では、近代における山梨県ゆかりの人物の功績などが紹介されています。
概ね明治時代から戦前までの間に、農林業、政治・経済、国際交流、教育、芸術、学術など幅広い分野で活躍した50人の人物が選定されています。
(山梨近代人物館ホームページ、パンフレットより)
全体の展示風景なら、撮影可能ということで展示のようすを撮影させていただきました
2館にある人物紹介室では、テーマごとに9人ずつ詳しく紹介。テーマは半年ごとに変え、展示替えを行うそうです。
第1回展示は「甲州財閥と近代日本を築いた甲州人」ということで、初代甲府市長の若尾逸平や「鉄道王」と呼ばれた根津嘉一郎、「地下鉄の父」早川徳次などの偉人が紹介されていました。
紹介室の隣の部屋は「旧知事室」ということで創建時の内装が復元されていました。またその隣の部屋は「知事応接室」(県政歴史展示室)ということで当時の雰囲気に設えてられていました
3階には県庁の特別な行事を行う場所であった「正庁」も復元されていましたよ
お部屋はどれも凝った作りをしていて感心しました
早くも4月5日時点で来場者が1000人を超えたそうで、私が訪れた日もスーツ姿の方などが見学されていました
休館日は毎月第2・第4火曜日、年末年始の12月29日から翌年1月3日まで(その他臨時休館あり)ということですので、土日、祝日も見学することができます。
このゴールデンウィークなどにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか