くろちゃんの甲府城つづりⅡ

やまなしの甲府城跡や文化財のようすや活動を、
くろちゃんと仲間たちがなんとなく紹介するため再登場!

本年もお世話になりました

2014年12月31日 | 甲府城Office
いよいよ大晦日
皆さん年越しの準備は万端ですか

今年は事務所もスタッフも大きく変化して、仕事のペースを掴むのも四苦八苦だったと思います

それでも和気あいあいアタフタとよく動き回ってくれました

正月ぐらいはゆっくり休みましょうね

ではみなさん 良いお年を



甲州市での徳美藩関連資料収集の図

怒られて座り込んでるわけではありませんぞ
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県指定史跡岩殿城跡へ①

2014年12月30日 | 甲府城の仲間
今日は大月駅からほど近い県指定史跡岩殿城跡にいってきました!


岩殿城は、岩殿山という山の上に築かれた中世のお城です

中世のお城は、山の上などに築かれたり、堀や土塁(どるい)がめぐらされたりする特徴があります

甲府城みたいに高い石垣が作られるのは中世も終りの頃からですね

岩殿城にも、石垣はみられません

それにしてもこの城がある山、険しすぎる…



お城の本丸などがあるのは山の頂上部…

頑張って登りました



登山…じゃなかった、岩殿城の様子は、また年明けにご紹介しますね!
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安田さん2。

2014年12月29日 | 甲府城日記
こんにちは。
先週金曜日が仕事納めだったという方は多いのでしょうか?
みなさん、お疲れ様でした!!
ゆっくり休んでくださいねって言いたいところですが、年の瀬が押し迫って参りましたので、
普段やらないところのおそうじとか、買い出しなどなど…バタバタしちゃいそうですね


先日、24日のブログで源平合戦に少し触れましたが、
最近、「忠臣蔵」同様、あまりこのテのTVドラマを見なくなりましたよねぇ。
そのせいか、義経が~義仲が~と話しても(どんな日常会話だ?)、時々通じないことがあります
記憶に新しい方では、某局の●河ドラマ「平清盛」ぐらいでしょうか?それでも、もう3年前ですよね。
タッキーの「義経」も2005年放送だったそうですよ~。もう10年!
そうそう、だいぶ昔になりますが、人形劇の「平家物語」なんてのもありました

ご紹介したように、平氏滅亡は(義経の奮闘もさることながら)甲斐源氏の活躍もあってこそ。
まあ、そんな活躍が目に余ったのか、はたまたその権力基盤が脅威になってきたのか、安田義定(と息子義資)は
後々、頼朝によって色々イチャモンをつけられ(長くなるので割愛しますが、ヒドいンですこれが!)、
最終的に義資は斬首、義定は追討使に攻められて殺害されたとも、放光寺で自害したともいわれています
それだけこの時期の甲斐源氏は強い力を持っていたということなのでしょう。
義経討伐に代表されるように、この頃の頼朝の同族武将の排斥って手段を択ばないとゆーか、何だかエゲツないんですよねぇ
言い方を替えれば、頼朝の方が政治家として一枚上手だったっちゅーことですかねぇ。


放光寺さんのお話からだいぶ脱線しちゃいましたが、お寺には木造の毘沙門天立像があって、
不運な最期を遂げた義定の霊を弔うために彼をモデルに彫られたとも伝えられています。
「義定毘沙門天」とも呼ばれているそうですよ。(なかなかイケメン!?)
宝塔を掲げ、首をちょこっと傾げてかわいいカンジです。
何回かに亘ってご紹介してきたので長くなっちゃいましたが、武力に長けていながら鎌倉時代にメジャーな
名乗りを挙げ損なった武将・安田義定さんと、そのゆかりのお寺・放光寺。
塩山方面にお越しの際は、ぜひ訪ねてみて下さいね。
ではでは
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イイ天気~

2014年12月28日 | 甲府城日記
冬は、空が澄んでますね~

空気がひんやりです

遠くアルプスも、よく見えますよ☆



冬の綺麗な光に、鉄門も輝いて見えます
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彫りかけの矢穴

2014年12月27日 | 甲府城日記
この石垣をみて!



真ん中の石に矢穴(やあな)の跡があるの、わかりますか??

矢穴は、石を割る時に明ける穴でしたね!

この穴に楔(くさび)をかませて、その楔を叩いて石を割るのでした

おや??でもこの石…

ちょっと近くでみてみましょう!



んん?もっと近くで!



あ!
下の面に、彫りかけの矢穴がありますね

何らかの理由で、石工さんが、この方向に石を割るのをやめてしまったのでしょう

ここの石垣は、ひとつひとつの石が大きく、平らな面が表を向いている特徴があります

もしかしたら、この石…いま表を向いている面が、その条件によく合っているので、それを半分に割ってしまうのが惜しかったのかな??
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ケーキ、ケーキ!

2014年12月26日 | 甲府城日記

こんにちは~。
昨日は、みなさん美味しいものを召し上がりましたか?
我が家?のお昼にはサンタさんからケーキが!!
わーい、やったね♪(ブッディストだけどこーゆー時はゲンキンなもので、かこつけては食べるのです……(笑))


定番のショートケーキとチーズケーキ!
ちなみに生クリームとスポンジケーキだけのおなじみのケーキスタイルは日本独特のもの
(今は逆輸入されてるかもしれませんが)

あれれ、ケーキカットに立ち会えなかった某職員さんのデスクには……
 


じゃーん、ティッシュケーキがプレゼント!! ちゃんとイチゴも乗ってマス。
サンタさん、ご馳走さまでした!
甘いモノは至福のひとときです。
お仕事でお疲れのみなさんも、少しブドウ糖を摂って英気を養って、今年を乗り切ってくださいね
うーん、まんぷくまんぷくぅ



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お願い

2014年12月25日 | 甲府城日記
こんにちは!

くろちゃんだよ(*^_^*)



今日はクリスマスだね

サンタさんにプレゼント、貰ったかな?



ところで、みんな!
今日はお願いがあるんだ。

鉄門でハトのフン害が発生しているんだ…

ここでは、餌付けをご遠慮ねがいますm(__)m




大切な文化財として、これからもキレイに守っていかなければならないよね!


だから、よろしくお願いしますm(__)m


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安田さん。

2014年12月24日 | 甲府城日記
こんにちは
ちょっと更新が滞ってしましたが(謝)、みなさんお元気でしたか?

のっけから「安田さんってダレ?」って言われちゃいそうですが、今日はずっと話し損ねている安田さんのお話を……(^_^;)
以前、立派な仁王さまがいらっしゃいますよ~とご紹介した甲州市塩山の高橋山放光寺さん。

 



このお寺を創建したのが、安田義定(やすだよしさだ)という平安時代末~鎌倉初期の武将です。
山梨ではそこそこ知られている??とは思うのですが、義定さん、彼の有名な源平合戦(治承・寿永の内乱)で、
同じく甲斐源氏の武田信義(たぶん腹違いのお兄さん)と並んで活躍した武将のひとりデス。
が、いかんせん日本史の教科書などに出てこないので、全国的にはなかなか知名度が低く……
源平合戦というと、やはり源義経や範頼とか、朝日将軍こと木曽義仲の武勇伝や、
平家方では敦盛と熊谷直実さんの件り、能登守教経の奮戦ぶりなどが有名なのでしょうかねぇ。
それに比べて甲斐源氏なんて参戦していたの?って思われちゃいそうですが
水鳥の羽音に驚いて平氏が敗走したあの富士川の合戦、一番の立役者が甲斐源氏だったンですよ~。
治承4年(1180)、以仁親王による平氏追討の令旨が全国に飛ばされて伊豆で頼朝が挙兵~云々と
教科書では習うかと思うのですが、ほぼ同じ時期に甲斐源氏も挙兵して、頼朝が石橋山でコテンパンに
敗退していた頃も次々に平氏を撃退しています。
義定もその一人で、富士川の合戦後も、(義経の逆落としで有名な)一の谷の合戦で(一説には副将として)
搦め手(敵陣の後ろ側などを攻める軍勢)を担当するなど、源氏の勝利に貢献しています


(長くなるので続きはまた今度~)

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岩盤

2014年12月23日 | 甲府城調査研究所
甲府城が立っているのは、一条小山と呼ばれる丘陵です

その丘陵は安山岩という岩でできていて、お城の中を歩いていると、いたるところに、安山岩の岩盤が露出しているのを見かけます

例えば、鉄門をもう少し降りて行ったところにある中の門跡…


ここには、大きな岩盤の露頭がみられます


こういう岩盤の上に石垣がつくられたため、400年も前の石垣がほとんど崩れることなく残ったのだとも考えられています
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数寄屋曲輪(すきやくるわ)

2014年12月22日 | 甲府城調査研究所
昨日ご紹介した数寄屋曲輪

その周りの石垣をご紹介します♪

石垣は、甲府城石垣の特徴でもある野面積みです


豪快ですよね~

そしてこの石垣をみて下さい


隅角の部分ですが、この角の角度が90度以上あります

90度以上の開きがある隅角の部分は鎬(しのぎ)と呼ばれます

甲府城では、鎬がみられるのは、この場所だけなんですね~




数寄屋曲輪を鍛冶曲輪からみた景色です

お城の南にある遊亀橋という橋から城内に入って、右手に見えますよ!
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