くろちゃんの甲府城つづりⅡ

やまなしの甲府城跡や文化財のようすや活動を、
くろちゃんと仲間たちがなんとなく紹介するため再登場!

平成28年度甲府学問所徽典館、第4回目を開講しました!(2016.10.18)

2016年10月31日 | 甲府学問所徽典館

昨年度から始まった甲府学問所徽典館の第2期目、平成28年度甲府学問所徽典館の第4回目「演習2 甲府城の絵図を読む」を平成28年10月18日(火)に開講しました
◇平成28年度甲府学問所徽典館とは…甲府城と城下町を中心とした近世甲斐の歴史文化を学ぶための講座(平日夜開催)→ご案内

講師は前回に引き続き、甲府城跡調査検討委員会専門委員の西海先生です


前回出された宿題「甲府城の絵図を調べて、そこからわかったこと」を生徒さん一人一人発表していただきました
絵図を探す際には、インターネットを用いて探したり、図書館へ行って本で探したりしたそうです


いろいろな甲府城の絵図が挙げられました調べた絵図からわかったことや絵図の感想等コメントを発表してくださいました
その発表に基づいて、絵図に描かれる甲府城の特徴等について西海先生からお話がありました

今回の宿題や授業は、甲府城の絵図について興味を持ったり、絵図をじっくりを見るよい機会となったのではと思っています

次回第5回目の授業は、11月15日(火)に「甲府城下の土木技術」をテーマにして開講します
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JOMON FES -山梨縄文まつり-』 in甲府駅北口よっちゃばれ広場2016.10.30

2016年10月30日 | こんなイベントやります(やりました)
初開催となった縄文王国山梨・秋の祭典『JOMON FES -山梨縄文まつり-』が本日、甲府駅北口よっちゃばれ広場で開催されました
様子を見に行ってみると…沢山の体験ブース等々、とっても賑わっていました


メインステージでは、トークショー等が行われ、山梨の縄文遺跡のすごさ、魅力が語られました
Jomonトーク2「縄文土器をみる楽しみ」
出演:新津 健 氏(元山梨県埋蔵文化財センター所長)、今福 利恵 氏(山梨県埋蔵文化財センター調査研究課長)


DOGUとあそぼ!─どぐキャラ on Stage─
子宝の女神 ラヴィちゃん(南アルプス市)子どもたちに大人気


国の重要文化財 藤村記念館をバックに幻想ライブ壁面に縄文土器が投影!?

縄文の魅力満載でありました

この広場もかつては甲府城内でありました甲府城の清水曲輪(しみずくるわ)の一画にあたります
江戸時代中期の甲府城の姿を描いた絵図(柳沢文庫蔵『楽只堂年録』第173巻所収絵図)には、清水曲輪は、馬場や矢場が描かれています

 
ちなみに同じ日に県庁で行われたプロジェクションマッピングも賑わっていましたよ

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五三の桐

2016年10月29日 | 甲府城日記
甲府城は武田滅亡後、豊臣秀吉の命により徳川に対抗するための重要な拠点として築城される。

その豊臣秀吉が使用していた「桐紋」
桐紋の「桐」は、古代中国神話に出てくる鳥(鳳凰)が止まる木とされていて神聖なものとされてきた。日本でも800年頃から皇室のみ利用できる紋章とされてきたが有力な武家も恩賞として頂いたといわれている。室町幕府13代義輝は信長に与えていて秀吉が使い始めたのも信長から与えられたと言われている。秀吉が使っていた桐紋はたくさんあるが「五三桐」「五七桐」が有名です。
信長の家臣時代は五三桐(花の数が3-5-3)、豊臣となってから五七桐(花の数が5-7-5)にきりかえています。

『五三桐』


明治時代以降桐紋は日本政府の紋様として使われるようになった。現在500円硬貨にも使用されている。(さ)
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都留散策 勝山城跡編

2016年10月28日 | 甲府城日記
以前にミュージアム都留についてお話させてもらいましたが、今回は勝山城跡について紹介します。

ミュージアム都留を見学した後、勝山城跡にむかいました
谷村駅近くの踏み切りを通り、桂川の吊り橋を渡って、狭い道を進むと、小さい山があります

入り口付近は木々がうっそうとしていて、雨が降った後だからか余計に暗く感じました。
『熊注意』の看板もあったりして、余計に不安になってきます

登っている時に、近くを流れる桂川の音や、富士急行線の電車の音が聞こえてきます。
城山の東側は、桂川を天然の堀にしていたようです。

最初に「内堀」の石標がありました。山裾の南側から西側にかけてを取り囲む大規模な堀です。
          

次に「川棚見張台」があります。南側にひらけていました。

「三の丸」「帯曲輪」「二の丸」と登っていくと、本丸の手前に石垣を見つけられました。残念ながら、野面積みの石垣ではないようです。
        
山頂の本丸に到着すると、東照宮が祀られていました。
        

山頂からは都留の町が一望できます。
        
この日は曇りだったのですが、天気なら富士山も見れるそうです
軽い気持ちで登ってしまったのですが、急な坂道を登ったため、山頂に着く頃には汗だくになりました日頃の運動不足を反省

帰ってから母親に勝山城に登った話をすると、母親は小さい時に谷村に住んでいたので、春になると三段のお重のお弁当箱を持って、勝山城に家族でお花見に行っていたそうです。勝山城跡は桜の名所でもあるようですね
今度は桜の時期にお弁当を持って登るのも良いなと思いました

次回は勝山城にあった「お茶壺蔵」について、お話したいと思います
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祭りだ!祭りだ!!

2016年10月27日 | 甲府城日記
秋になり、各地で色々なイベントが開催されていますね

今週末(10月29日(土))には、『甲府大好き祭り』が開催されます



去年までは甲府の中心街で開催されていましたが、
今年の会場は小瀬スポーツ公園です
楽しいイベント盛りだくさん
遊びに行ってみては?

同時に農林業まつりも開催されるそうですよ
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SBT調査員の福島日記④

2016年10月26日 | 甲府城日記
こんにちは
震災復興のため、福島県南相馬市にて支援活動中のSBTです☆
くろちゃんの特命を受けて、福島の様子をお届けします

南相馬市では、今年の7月に市内の大半の避難指示(居住制限区域、避難指示解除準備区域)が解除され、一般の方が生活できるようになりました
それまで全域で避難していた小高区では、少しずつですが住民が帰還しています
しかし、「スーパーやコンビニなどが営業していないため、買い物に苦労する」という声も多く聞かれていました

そんな中、先週、ついに小高区内にコンビニがオープンしました
その様子をお届けします。

車を走らせていくと……ありました(今まで何度か目の前を通っていますが……
場所は小高区役所に近い街中で、とても便利です




一見すると普通のコンビニですが……
本のコーナーが充実しています
小高区では、まだ本屋が営業していないため、ニーズに応えてでしょうか?



ちなみに営業時間は午前6時~午後8時です。
今後、多くの人が戻ってくると、営業時間も延びるのでしょうか?



コンビニが出来たおかげで、仕事で小高区に来た時は便利になりました
今後、利用させていただきます。
応援を兼ねて、取りあえず缶コーヒーを購入しました。



4月に来た当初と比べると、少しずつ復興が進んでいるのが分かります。
この流れに少しでも力になれるよう、がんばります
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穴切大神社

2016年10月26日 | 甲府城日記
甲府の中心街にひっそりと佇んでいる神社があります。甲府市宝の穴切大神社です。

 
甲府盆地の湖水伝説、蹴裂伝説が由緒としてあります。
昔、甲斐の国は、湖の底にありました。その疎水を計画したのが、国母地蔵として、知られている稲積地蔵です。
賛同した一人目の神が山を蹴破り、次の神は、山に穴を開けて、水を落とし、それをみた不動尊が湖水を富士川へ、導いて川瀬を造ったことで、平地になったといいます。
穴切神社は、山を切り、穴を開けた穴切明神を祀ります。鳥居の奥に参門があるのは、神話神仏融合の名残だとか

神と仏が力を合わせて土地を切り開いた神話の由緒を、その名に留めています。

甲府城築城後は、甲府城下町が成立すると、このあたりは、当神社に由来する「穴切」の地名で呼ばれる、郭外の武家地とされ上飯田代官所の陣屋も所在し一帯には、相川から、取水した甲府上水が、引かれました。
また、百石町に所在する城門が神社に由来する「穴切御門」と呼称される等、武家からの崇敬を受け、甲府勤番も崇拝したといいます。

鳥居をくぐると、中は、しっとりとした趣きの境内。境内全体は、苔むしていました。

「七五三詣」の案内板が立てかけられていました。11月になると、かわいい男の子女の子で晴着姿で華やぐことでしょうね
    (わ)       
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芸術の秋 その2

2016年10月25日 | 甲府城日記
前回ご紹介した 甲府市の 「まちなかの彫刻展」の作品を探しに歩いてみました

何度も通っているはずの通りなのに 気がつきませんでした
ごめんなさい

まず、紅梅通り。

まぁるいメカニックな輝きを放っているのは「球体Xπ」と命名された作品



そして オリオン通り。

これは「水の大地」



どちらも自転車に寄り添われていますねぇ~

(か)
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謎が解けました!やまなしハロウィンフェス2016!

2016年10月24日 | 甲府城日記
今夜の県庁カラー♪は?(2016.10.19)で紹介したものの謎が解けました

この山梨県庁旧館に映し出されたプロジェクションマッピングは、10月28、29、30日に噴水前広場で行われるハロウィンイベント(やまなしハロウィンフェス2016)の告知だったようです

 
当日”3dプロジェクションマッピング”が行われます

 
今は、告知を兼ねた予行練習なのでしょうか!?

忘れてはならないのは、噴水前広場の下には甲府城の石垣が眠っています(埋設保存)

「やまなしハロウィンフェス2016」のご案内はこちら
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硬貨

2016年10月24日 | 甲府城日記
ある日のお昼休み中のお話です

Yさん「昔の5円玉は、穴が開いてなかったからね~」
私「えっ穴が開いてなかったんですか知らなかったです
Yさん「えっうそ~知らないの~。じゃ今度、持ってきてやるじゃん

と言うことで穴の開いていない5円玉をYさんが持ってきてくれました

ほ、本当に穴が開いていない
感動です
これは、かなり古いように見えますが・・・

と思いきや、無孔の5円玉はそう古いものでなく昭和23年~24年にかけて製造されていたそうです。
しかし物価の上昇が続き重量を減らす必要があったため
昭和24年に有孔のものに変更された。という記述がありました

つい最近まで、無孔の5円玉は使われていたんですね

ということで、硬貨について色々調べてみたところ地方自治法施行60周年記念貨幣コレクションというものがありました
地方自治法施行60周年記念貨幣コレクションとは、一体・・・
日本政府が平成20年の地方自治法施行60周年を記念し、
これから70周年に至るまでの10年間にわたり記念貨幣を47都道府県ごとの図柄で
順次販売することを決めたプログラムのことだそうです


山梨県の60周年記念貨幣はこちら↓
地方自治法施行60周年記念硬貨(山梨県)

皆さんは、記念貨幣を持っていますか
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