異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

ネパール大地震緊急支援 (国連UNHCR協会)  皆様の温かいご支援を

2015-05-01 14:59:58 | ご案内

http://www.japanforunhcr.org/activities/em-nepal_2/?utm_source=facebook&utm_medium=social_ads&utm_campaign=F002_%E9%80%9A%E5%B8%B8%E9%85%8D%E4%BF%A1%EF%BC%88PC%EF%BC%89

国連UNHCR協会    UNHCRとは

ネパール大地震緊急支援

救援物資を被災地に

2015年4月25日にネパール中部で発生した地震によって、すでに数千人の犠牲者が出ています。

UNHCRは、現地事務所を通じて、すぐに次の救援物資を輸送する準備に入りました。

  • ビニールシート 1万1000枚
  • ソーラーランタン 4000個 (携帯電話の充電にも使用可能)

 

東部に位置するダマック現地事務所から首都カトマンズの被災地域に向けて、26日夜、警察や軍に警護されて出発しました。

UNHCRは、長年にわたってネパールに事務所を構え、職員および救援物資を備えているため、この緊急状況において、人命救助のための救援物資の提供を中心とした活動をすばやく実施することができました。

           

大地震から2日目、カトマンズ郊外の町ブンガマティの様子             自宅に戻るのを恐れて、一時的な避難所に身を寄せる

ネパールに備蓄している救援物資をすぐに提供するとともに、ドバイにある倉庫から物資(ビニールシート8000枚、ソーラーランタン4000個)も輸送されます。

「UNHCRは、長年にわたって難民を温かく受け入れてきたネパールとともにあります」と、デイジー・デルUNHCRアジア・太平洋州局長は語っています。

UNHCRは、1960年代からネパール政府と協力してこの地域の難民支援にあたってきました。東部にある2か所の難民キャンプにはブータン難民2万1000人が暮らし、首都カトマンズ近辺には難民や庇護希望者が約650人滞在しています。

ネパール大地震緊急支援例

皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

ご寄付は こちら から *「募金・寄付のきっかけ」で「ネパール緊急支援ページ」をお選びください。 
(必要以上集まったご寄付は、UNHCRが最も必要とする援助活動に充てさせていただきます。)

UNHCR駐日事務所によるプレスリリースはこちら: ネパール大地震 被災者へ緊急支援物資を配布

 

 


IS人質事件の失態隠し ヨルダン人弁護士の入国拒否

2015-05-01 01:29:18 | IS  中東

http://tanakaryusaku.jp/2015/04/00011089

IS人質事件の失態隠し ヨルダン人弁護士の入国拒否

ムーサ弁護士(中央)と打ち合わせる木村代表(左)。=アンマン 写真:一水会提供=

ムーサ弁護士(中央)と打ち合わせる木村代表(左)。=アンマン 写真:一水会提供=

 安倍官邸はどこまで姑息なのか。人質事件の全容が明るみに出れば、世界に恥をさらすことになるだろう。

 後藤健二さんの遺骨の返還をめぐってISとの間で交渉にあたってきたヨルダンの弁護士が、日本政府から入国を拒否されていることが、正式に分かった。

 ヨルダンの弁護士に遺骨の奪還を依頼した民族派団体・一水会の木村三浩代表が今夕、記者会見して明らかにした。木村代表によると事の経緯は―
  
 ムーサ・アブドラ弁護士は今月10日、アンマンの日本大使館でビザ申請をした。遺骨返還の条件を日本側と詰めるためだ。

 書類に不備はなかったが、22日、日本大使館からムーサ弁護士に電話があり「入国ビザを発給することはできない」と告げられた。

 ムーサ弁護士は入国拒否に遭うような犯罪者でも「ペルソナ・ノングラータ」でもない。
 
 木村代表は知人の国会議員を通じて外務省から理由を聞いた。邦人保護課とテロ対策室が対応した。外務省の回答は次のようなものだった―

 「(ムーサ弁護士は)入国されると良くない人なのです。テロリストともお付き合いがあるようですし」。

 イスラム・ジハード系の主任弁護士であるムーサ弁護士は、ISとの交渉の糸口を見つけられる人物だ。ISの人質になったスペイン人ジャーナリスト2人を交渉の末、奪還した実績を持つ。交渉の事情に明るいことが日本政府にとっては、まず不都合だった。

日本政府が交渉を依頼したとしているマクデシィ師(左端)。右隣はムーサ弁護士。=アンマン 写真:一水会提供=

日本政府が交渉を依頼したとしているマクデシィ師(左端)。右隣はムーサ弁護士。=アンマン 写真:一水会提供=

 もっと不都合なことがあった。日本政府は、イスラム法学者のムハンマド・アル・マクデシィ師に後藤さんの奪還交渉を依頼した、と説明している。

 ところが、マクデシィ師はISから攻撃の対象にされるほどISとは不仲なのである。

 知っていなかったとすれば日本政府の救援本部はまったく無能ということになる。知っていたとすれば、マクデシィ師は単なるダミーだったということになる。「人質奪還の交渉をしていますよ」と言って日本国民を欺くための。

 ムーサ弁護士はこのマクデシィ師と昵懇(じっこん)の間柄である。ムーサ弁護士が来日すれば、日本政府の失態が明らかにされるのは必定だ。

 ムーサ弁護士は、日本政府にとって確かに「都合のよくない人物」なのである。入国拒否について外務省は「最終的には外務大臣と官邸の決済だ」と説明したという。

 ムーサ弁護士は木村代表に国際電話で「日本人のために努力してきたのにアンハッピー」と話した。

 木村代表は「日本政府は亡くなった方々の遺骨を拾おうという気がサラサラない」と憤る。

 後藤健二さんと湯川遥菜さんが人質にとられていることを知りながら、のこのこと中東に出かけて行った安倍首相。

 エジプトでの演説では「イスラム国対策として(中東諸国に)2億ドルの支援を約束する」とぶちあげ、ヨルダン国王との会談では、イスラム国対策に1億ドルの円借款を表明した。このため、結果としてISにつけ込まれたのだ。

 日本政府は人質奪還の余地があったのにもかかわらず、何もせずに見捨てた。あげくに今度は失態隠しのために、実情を知る弁護士の入国を拒否したのである。

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