ネパール大地震緊急支援
救援物資を被災地に
2015年4月25日にネパール中部で発生した地震によって、すでに数千人の犠牲者が出ています。
UNHCRは、現地事務所を通じて、すぐに次の救援物資を輸送する準備に入りました。
- ビニールシート 1万1000枚
- ソーラーランタン 4000個 (携帯電話の充電にも使用可能)
東部に位置するダマック現地事務所から首都カトマンズの被災地域に向けて、26日夜、警察や軍に警護されて出発しました。
UNHCRは、長年にわたってネパールに事務所を構え、職員および救援物資を備えているため、この緊急状況において、人命救助のための救援物資の提供を中心とした活動をすばやく実施することができました。
大地震から2日目、カトマンズ郊外の町ブンガマティの様子 自宅に戻るのを恐れて、一時的な避難所に身を寄せる
ネパールに備蓄している救援物資をすぐに提供するとともに、ドバイにある倉庫から物資(ビニールシート8000枚、ソーラーランタン4000個)も輸送されます。
「UNHCRは、長年にわたって難民を温かく受け入れてきたネパールとともにあります」と、デイジー・デルUNHCRアジア・太平洋州局長は語っています。
UNHCRは、1960年代からネパール政府と協力してこの地域の難民支援にあたってきました。東部にある2か所の難民キャンプにはブータン難民2万1000人が暮らし、首都カトマンズ近辺には難民や庇護希望者が約650人滞在しています。
皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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UNHCR駐日事務所によるプレスリリースはこちら: ネパール大地震 被災者へ緊急支援物資を配布