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独メルケル首相:「脱原発の理由、福島事故を目にして…」 / 講演全文

2015-03-09 22:41:22 | シェアー

 http://www.asahi.com/topics/word/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E7%89%B9%E9%9B%86%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%95.html?iref=comtop_pickup_01より転載

朝日新聞デジタル:ドイツ特集2015に関するトピックス

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■メルケル首相の来日講演

毎日新聞

http://mainichi.jp/select/news/20150310k0000m030052000c.html

独メルケル首相:「脱原発の理由、福島事故を目にして…」

毎日新聞 2015年03月09日 20時09分(最終更新 03月09日 20時41分)

講演するドイツのメルケル首相=東京・築地の浜離宮朝日ホールで2015年3月9日、代表撮影


◇講演で「原発には予想しないリスク生じることを認識」も

 来日中のドイツのメルケル首相は9日、東京都内で講演し、ドイツが2011年3月の東日本大震災直後に、エネルギー政策を転換して脱原発を決定した理由について「極めて高度な科学技術を持つ国で福島のような事故が起きたのを目の当たりにし、(原発には)予想しないリスクが生じることを認識した」と述べた。

 福島第1原発事故を受け、メルケル政権は22年までに原発を段階的に停止し、再生可能エネルギーを拡充する政策へと転換した。メルケル氏は「(脱原発は)長年原子力の平和利用を支持してきた人間による、政治的な判断だった」と述べ、自らが物理学者として抱いていた原発の安全性に対する考えが揺らいだことを明かした。

 また、親ロシア派武装勢力により不安定化が進むウクライナ東部の情勢について「ロシアはウクライナの領土の不可侵性を侵害してきた」と非難。日本政府が欧米と同調して対露制裁を科していることに感謝し、自身が仲介したミンスク和平合意の実現を訴えた。

 北朝鮮の核開発問題を巡る6カ国協議についてメルケル氏は「成功のチャンスを秘めている」と評価し、今後の進展は北朝鮮の出方次第との見方を示した。現在、イランの核開発を巡り同国と、ドイツと米英仏中露の6カ国が、6月末の包括合意を目指して継続している核協議について「もし何らかの成果が出れば、北朝鮮の問題に影響を及ぼすかもしれない」と述べ、二つの交渉の前進に期待を示した。【中西啓介】


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3/8集会デモ写真報告 「福島を忘れるな!再稼働を許すな!」の声を一つに~国会周辺で大行動

2015-03-09 22:23:18 | シェアー

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http://www.labornetjp.org/news/2015/0308shinya

「福島を忘れるな!再稼働を許すな!」の声を一つに~国会周辺で大行動

                      shinya
  

 

 真っ赤な「原発反対 NO NUKES!」のプラカードが、雨の上がった日比谷野音を埋めつくしたNO NUKES DAY。4年目の3.11を迎える3月8日、「福島を忘れるな! 再稼働を許すな!」の声を一つに、全国で反原発統一行動が行われた。東京・日比谷野音は会場に入りきれない人で溢れた。午後1時からの集会、国会請願デモ、国会包囲、国会前大集会と夕方5時過ぎまで、行動が続いた。

 福島原発の事故は収束していない。汚染水は毎日漏れ続け、12万の人たちが未だに故郷を追われ避難生活を強いられている。加害者である東電や政府は誰も責任をとらず、不十分な除染で避難民に帰還を強い賠償さえ打ち切ろうとしている。現実をマスコミによって見えなくさせ、いかにも復興したかのように欺き、民意に一切耳を傾けない。日比谷集会では、「再稼働のために福島を切り捨て、戦争の出来る国を取り戻そうとする」安倍政権への怒りが噴き出した。

 「現在一番たたかっているのは沖縄の人たちだ」「今ここで立ち上がらなければ、わたしたちは子どもや孫に取り返しの付かない未来をのこすことになる」。福島や福井、静岡、鹿児島の原発立地からの報告、宇宙飛行士の秋山豊ゲストスピーチがあった。

 国会前集会では国会議員、映画監督、絵本作家、グリーピースのドイツ人活動家などさまざまな分野の人たちが意見を述べ、国会に向かって原発を全て廃炉にせよと声を上げた。原発ゼロは可能だ。わたしたちは4年間、原発に頼らずに暮らしてきたことがそれを証明している。参加者は主催者発表で、延べ23000人だった。


        ↓勝又美佐子さん(原発はいらない福島の女たち)                            ↓秋山豊さん(宇宙飛行士) 
  

 

   ↓井上真紀さん(ストップ再稼働!3.11鹿児島集会実行委員会)                 ↓藤原玲子さん(11.23浜岡原発再稼働許さない!ひまわり集会実行委員会)
  

↓国会請願デモ
  

   ↓国会包囲行動                                               ↓国会前大集会。上映中の映画『小さき声のカノン』を紹介する鎌仲ひとみ監督。
  

         ↓松本春野さん(絵本作家)                                    ↓台湾の反原発運動からの力強いメーセージ
  

 

  

 

 

 

 


倉本聰が安倍首相を「福島を見捨て東京五輪を優先させた」と怒りの告発!

2015-03-09 21:40:12 | ご案内

http://lite-ra.com/2015/03/post-923.html

【特別企画】3・11を風化させるな! 被災地で原発で何が起きているのか

倉本聰が安倍首相を「福島を見捨て東京五輪を優先させた」と怒りの告発!

2015.03.07

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『聞き書き 倉本聰 ドラマ人生』(北海道新聞社)

 原発再稼働、憲法改正、自衛隊法改正などと安倍政権のきな臭い政策ゴリ押しが続いているが、著名人たちがこれらに反対する動きも出てきている。

宮崎駿、吉永小百合、黒柳徹子──。もともと護憲派の著名人たちでなく福島出身の西田敏行や保守派と思われてきた海老名香葉子、笑福亭鶴瓶なども憲法改正や原発再稼働に反対、安倍政権の政策を批判しているほどだ。

 そんな中、福島原発事故4年を目前にある著名人が安倍政権の原発政策に対して吠えた。

「安倍さんは福島より五輪。冗談じゃない!」

 これは「女性自身」(光文社)3月10日号に掲載された脚本家・倉本聰のインタビュー記事のタイトルだ。東京出身で北海道富良野に生活の拠点を置く倉本だが、原発事故、そして事故が既に風化し無関心となりつつある日本の現状に対して我慢ならないらしい。

「わずか4年前の、世界を震撼させたあの原発事故。悲劇の記憶が、こんなにも早く、こんなにも脆く風化してしまうのかと。僕は激しい怒りと憤りと悲しみを感じたんです」

 その怒りの矛先は、原発再稼働を、そして「アンダーコントロール発言」で東京五輪誘致を推し進めた安倍首相に向いていく。

「原発では労働力が足らないのに、国は'20年の東京オリンピック成功を優先し、その工事にどんどん労働力を投入している。ひどいですよ」
「(安倍首相のアンダーコントロール発言に)耳を疑いました。混沌とした、まだ処理中の『アンダーコンストラクション』のいい間違いではないかと思いました。冗談じゃない。何を考えているのかと」 

 実際、倉本がいう“原発収束より東京五輪に労働力を投入”という事態は現在でも進行、加速しているといっていいだろう。いや、原発労働だけではない。東京五輪は、被災地復興にも大きな影を落としているのだ。

 被災地を取材してきたジャーナリストはその実態をこう証言する。

「原発労働者はもちろんですが、岩手や宮城の被災地の復興にも東京五輪は大きな影響を与えています。各地とも大規模な工事が必要だったため、人手不足はありました。そこにアベノミクス、東京五輪特需で、人手不足は一気に加速した。しかも、資材等も不足して価格もどんどん高騰し、復興事業を遅らせる最大の要因になっている。地元の人たちの間ではこっちは住むところもなくて困ってるのに、なんでそれをほったらかしにして五輪なんだ、という声はけっこうある」

 さらに、地元の怒りは2019年ラグビーワールドカップにも向いているという。森喜朗元首相が中心になって誘致されたこの大会だが、開催都市のひとつが被災地である岩手県釜石市に決定。そこでクローズアップされているのが釜石鵜住居復興スタジアムというハコモノの建築だ。

「このスタジアムは大会が開催されるスタジアムの中でも唯一の新設されるものです。概算工事費は約27億円と試算されています。今後はワールドカップ仕様に合わせさらに増えることも予想されますし、地元の労働力もかなり流入すると言われています」(同前・ジャーナリスト)

 釜石市は新日鉄釜石ラグビー部という名門実業団があったことから、市民も誘致に賛成の声がある一方、いまだ仮設住宅で生活を余儀なくされている被災者も多いことから、ハコモノやイベント優先に違和感を抱く被災者も少なくないという。

 さらに2016年に日本で開催される主要国首脳会議(サミット)の誘致もまた被災地に影を落としている。現在、国内の8都市が候補地として挙げられているが、その本命とされるのがやはり被災地の宮城県仙台市だ。サミットが開催されれば300億円といわれる資金流入が予想されている。この誘致に積極的な仙台市はサミット開催に向け、仙台国際センターの増設工事を決定、25億円もの税金を投入する予定だ。またJR仙台駅と仙台国際センターをつなぐ地下鉄も開通予定なのだ。

 明らかに世界に向け安倍首相が宣言した「アンダーコントロール」をアピールする狙いがミエミエの世界的イベントの開催だが、しかし、福島原発からは事故直後より高濃度の汚染水が漏れ続け、周辺の放射線量も高い数値をたたき出している。帰宅困難区域、避難区域の住民たちの現状は深刻さを増している。原発事故や周囲の状況はコントロールからはほど遠く、収束もまったく見えていない。そんななか、国や行政は被災者そっちのけで“見せかけの復興”に邁進している。 

 こうした現状には倉本でなくても怒りと憤りがわきあがってくるが、倉本は脚本家としてこの状況に抗しようとしている。震災の数年前から「テレビに絶望した」と脚本家としての仕事をセーブ、一時は引退説まで囁かれていたが、この惨状を見て原発事故をテーマにした舞台「ノクターン──夜想曲」を上演、現在も全国で巡演する予定だ。

 舞台は東日本大震災から数年後の福島。津波で娘を亡くした原発作業員など近親者を失った男女が、震災のときの後悔や故郷を奪われた悲しみを表現し、原発事故の理不尽さを浮かび上がらせるものだ。

倉本は、東北地方のブロック紙「河北新報」(2月19日付)にも登場し、原発に対してこう憤っている。

「想像してみてほしい。ささいな私欲。倫理を忘れた成功の快感。わずかな金銭につながる欲望。それらが福島の原発施設から小さなセシウムの粒となって飛び出し、日本や世界を脅かしていることを」

 原発事故から4年、原発再稼働や表層的復興アピールのため労働者不足など深刻な問題が山積みの福島第一原発だが、その現状に目を向ける者はどんどん少なくなっている。しかし、福島の問題はけっして、一地域の問題ではない。私たち国民ひとりひとりが、放射能に汚染された福島を、日本の国土をどうしたら取り戻せるのかを考えないと、そのツケは将来、必ず自分たちに返ってくるだろう。

伊勢崎馨

 

 

 



「和解には過去直視を」=対話の重要性強調-独首相

2015-03-09 21:26:22 | ご案内

時事通信社

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201503%2F2015030900538&rel=j&g=int

「和解には過去直視を」=対話の重要性強調-独首相

来日したドイツのメルケル首相は9日、東京都内で講演し、第2次大戦中に関係が悪化した周辺国との和解には「過去と向き合うことが重要」との認識を示した。


 首相はナチスによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)にもかかわらず、ドイツは国際社会に受け入れてもらう幸運に恵まれたと指摘。「ドイツがきちんと過去と向き合った一方、連合国が過去を克服するドイツを見守ったからだ」と強調した


 また、不倶戴天の敵だったドイツとフランスの関係が和解から友情に発展したのは「両国民が歩み寄ろうとしたところから始まった」と語り、隣国との対話の重要性を訴えた。ただ、日本と中国や韓国との関係については「アドバイスする立場にはない」と述べるにとどまった。


 首相は講演で、過激派組織「イスラム国」による日本人人質殺害やフランスの連続テロに言及。これらの事件は「自由や寛容に対する信念を妨げない」と力を込め、日本と手を携え、テロに立ち向かう考えを表明した。(2015/03/09-15:38)