きままに

「要領得ぬ身ですが安閑としてやっています。」

ダルマニアの錯覚

2020年12月29日 16時26分18秒 | 夕景

宿毛湾の「だるま夕日」は全国的に有名です。

毎年、この時季は多くのカメラマンで賑わっているようです。

 

当地は瀬戸内海に臨むため、日が沈む方角には島々が点々として有り、基本的には夕日は島に沈んでしまいます。

しかし、条件が合えば海面に沈むように見えます。

昨日は、23日に行ったときより天気はスッキリして良かったのですが、寒くは無く島が全く浮いていません。

やはり、手が悴むほどじゃないと、此処ではだるま夕日を見ることはできないようです。

 

                                                                    2020/12/28日撮影

先ずはいつもの白灯台を写します。

貨物船が通っている辺りに日が沈むのを狙うのですが、もう少し車で南下しなければなりません。

向こうに因島の天狗山やその左に岩城島の積善山、その左に弓削島の三山が見えています。

 

車でもっと南へ行ってみました。

イソヒヨドリがいました。

定位置へ移動して三脚を出しレンズを換えました。

700㎜にしたら、島々がよりハッキリとして日が海に沈むのは諦めました。

 

以前紹介しましたが、3年前の12月8日に撮ったものです。寒かったため、島が浮いて太陽が「こけし」のように歪んで見えます。

気象条件と沈む方角、撮る位置からきれいに沈む達磨太陽になることもあるのです。
 
 
 
青浮標
 
赤浮標

カメラ レンズ:Nikon D800  70-300㎜(f/4.5-5.6) 200-500㎜(f/5.6)×1.4テレコン 

現像:DxO PhotoLab&Photoshop