
桐生川上流部の川沿いに自生しているミツマタ(三又、ジンチョウ科の落葉低木)が花を開きはじめた。先週末からの異例の暖かさに刺激されたのであろう。まだ芳香が漂うまで開花は進んでいないが、陽射しで輝く花の姿が少し目立つようになった。今日はスギ花粉を被ることを覚悟して、当方は川沿いを散策した。
小さな群生地にて

どの花の塊に焦点を合わせようかと迷いながら
数日後は香りに包まれて、シャッターボタンを押すことなるだろうか。残念ながら、今週後半において天気が崩れると予報されている
どのように表現したらよいだろうか、花、ツボミなどの美しさに対して

突然、ルリタテハ(タテハチョウ科ルリタテハ属)が近くの花にとまり翅を開いた。今冬での厳しい寒さに耐えた姿に、レンズを向けながら「たいへんだったね」とねぎらいの声をかけた

川沿いの群生地、これから花々の色で覆われる
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23日午前中、桐生市梅田町にて。EF 100 mm F2.8 L、EF 70-200 mm F4L、ホワイトバランスは太陽光、RAW(撮影、現像)→ JPEG変換。
みつまたの群生は、森に春を呼び起こしたような風景ですね。
ルリタテハは、繭で越冬するのではないのですね。
「たいへんだったね」のねぎらい、身近に感じ素敵です。
ミツマタにつきましては、まさにそのとおりです。当地では、かつて、和紙の原料として植栽されたものが自生化して、あちらこちらで群生をつくっています。
ルリタテハは成虫として越冬し卵を産むとのことです。この時は、夏型の姿を意識して思わず声をかけてしまいました。
コメントありがとうございました。
ルリタテハは早春冬眠から覚めて活動を始めます。キタテハなどタテハチョウにはそのような行動をとるものが多いようです。
桜が咲き終わる頃から見られるとのこと、春の訪れを確信させる風物詩が豊かになりますね。「ギフチョウ」、こちらでは望んでも自然の条件で観察できない憧れのチョウです。かつて赤城山でヒメギフチョウに出会ったことがありますが。
ルリタテハは早春冬眠から覚めて活動を始めるとのこと、アドバイスありがとうございます。開花がさらに進むのを待って、再び花とチョウの組み合わせを撮ってみたいと思っています。
コメント、ありがとうございました。
当地での最大の群生地を訪れらましたとのこと、お知らせありがとうございます。
山に関する雑誌などに紹介されるようになりましたので、確かにその群生地の知名度は全国区になっているようです。
青空のもとで一面に広がる群生を見渡されたご様子、ご同慶の至りです。
お庭の柑橘を餌としてアゲハチョウがたくさん育って行くのを楽しみされているとのことに感服しています。
拙記事での画像につきまして、温かいコメントありがとうございます。これからもこのようなチャンスがあることを期待しています。