今週もどんよりとした雰囲気が周辺に漂っている。日差しがほとんど見られない空模様のみならず、群馬県まん延防止等重点措置が16日から実施されているためである。市の広報車からは「生活に必要な場合を除き、日中も含め、不要不急の外出や移動は自粛してください」との呼びかけが室内まで響いてくる。
そのような中にあって、昨夕は束の間のことながら、間もなく梅雨入りを想わせる夕焼けが見られた(14日)。
撮影、14日18時50分頃、桐生市にて。
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示唆に富む例をとりあげていると感じたので、
朝日新聞「天声人語」5月18日、2021年(48466号)(書き出し部分)を紹介したい。
「お天気で何よりです」というように、日本語の天気はそれだけで晴天を表す。英語のウェザーはいくぶん異なっており、もともとは暴風の意味を持つという。動詞として使われると「難局を切り抜ける」の意味にもなる。天気とは本来悪いのもの。だから積極的に備える。英語にはそんな考え方がうかがえると、気象エッセイストの倉嶋厚さんが書いていた(「日本の空をみつめて」)。例年にも増して、備えと心構えが必要になりそうな今年の梅雨である。
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今回も温かいコメントありがとうございます。
この頃は、色彩での多様な変化に惹かれて空を眺めることが多くなりました。
以前から天気図などを読むことを趣味にしていましたので、空にレンズを向けながら
気象予報士の試験(合格率5%)に挑戦してみたい気分になっています。