前日に雨が降り、朝は強い北風が吹いたためであろうか。この日の視界は極めてクリヤーであった。何時もの展望台からは、浅間山のシルエットが、年に何回眺めることができるだろうかと思うほど、印象的であった。
浅間山の標高は2560 mである。山体は木々で覆われていないので、雪を被っているかのような状態で、夕陽を浴びている。
夕陽で我が身も赤く染まって。
広角で撮った幅約80 kmの範囲。矢印左から、八ヶ岳連峰、荒船山、妙義山、浅間山のシルエットである。
11月21日午後4時過ぎ、桐生市菱町にて。日の入り時刻は午後4時半頃であった。
晩秋が進む11月21日には、日の入りは桐生市では、午後4時ごろなのですね。ずいぶん、日暮れが早くなっています。
その夕ぐれの夕日色に染まった浅間山などは美しい山容です。幅が約80キロメートルの山々が、綺麗に明るい朱色にそまっています。
落日の位置が八ヶ岳など高い山並みになりますので、夕陽が見えなくなる時刻は意外に早くなっています。
そのため、浅間山や八ヶ岳のシルエットが夕陽に染まって美しく見えるようになりました。
これからの時季、落日後でのトワイライトタイムでは、グラデーションの色合いを背景とするシルエットが魅力的です。
コメントありがございました。