こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

洋蘭、デンドロビウム・ノビルタイプ「清少納言」(2022年)

2022-06-11 | 

今春から今夏にかけて居室で花を開く、ラン(蘭)(2

 

 

 

 

 

 

 

ノビルタイプの原種(デンドロビウム・ノビル)はヒマラヤ山脈の麓からミャンマー、タイ、ベトナムの山岳地帯(1,000〜1,500 m)の高地に分布している。このタイプの魅力は豪華な花姿にある(江尻宗一「デンドロビウム」NHK 趣味の園芸)。実際、販売されているものではバルブ(茎)が隠れてしまうほど、多数の花が開いている。

居室で育てている株は豪華とは程遠い花姿になっているが、個々の花には魅せられるものがあると、当方は思っている。アップした画像は「清少納言」との名のもとに販売されていた。もっとも、花期が終わった小さな株であったので、いつものようにワンコインで手に入れたが。

それでも、根の手入れなどしながら育てたところ、僅かの数ながらノビルタイプとしては大きめの花が開いた。「清少納言」との名は花の清楚な色合いに由来すると聞いている。なるほど、当方においても清楚な雰囲気を感じさせる花が3月下旬から5月中旬まで咲いた。

新しいバルブが3本ほど伸び始めた。このランに対する当方の想いは今や来春にタイムスリップしている。

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撮影、4月上旬、EF 100 mm F2.8L、ホワイトバランスは太陽光よりもやや低い色温度(5,000 K)に設定した。

 



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