こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

洋蘭、デンドロビウム・スペシオキンギアナム「コマチ」(2022年)

2022-06-10 | 

今春から今夏にかけて居室で花を開く、ラン(蘭)(1

 

優しい色のグラデーションと質感が花の魅力を高めている。

リップ(唇弁)そして小さな突起での斑点状模様も美しい。

バルブの頂部から花茎を伸びる。今回は、1本のバルブから1本の花茎が伸びて、10個程度の花が開いた。

草丈は40cm程度ある(2月下旬頃にて)。

 

♦どのような花が咲くかとの好奇心に駆られて、花期が過ぎたものを入手し、根の手入れと植えかえをして管理してきたラン(蘭)が順調に育つと、好奇心が満たされたとの思いと同時に、自分なりに育てる役目を果たしたとの気分になる。

♦アップした洋蘭は今春に花を開いたキンギアナムタイプのデンドロビウムである。キンギアナムタイプとはオーストラリア東部を原産地とする小型の原種キンギアナムを中心に交配育種され、品種改良されてきたグループの総称である(江尻宗一著「デンドロビウム」NHK 趣味の園芸)。

♦数十個の花が咲いたお蔭で、我が居室は1ヶ月半ほど「エレガントな雰囲気と芳香」で満たされた。今は来年に向けての準備として新芽が出てくるのを待っている。

 

♦当方がときどき思い出すセンテンスから。

「ランには「虚栄心に訴える何か」があるらしい。見栄っぱりは、他に二つとない、最後の、そしてもっとも美しいランを手にいれることに喜びを感じるのだ。」ナタリー・アンジェ(Natalie Angier)著、相原真理子訳「嫌われものほど美しい」(草思社)」

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撮影、2月後半から3月後半において、ホワイトバランスは太陽光。

 

 



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