もののあわれ

常識と非常識の隙間を
ゆっくり歩ければいい

いつの時も誰も分かってくれない
常識なんて直ぐに変わっていくもの

丸い地球を真っ直ぐ突き進んでも
一人ぼっちになってしまうよ

気楽にただ思ったことを素直に
話してみることも大事だよ


自由と不自由の隙間を
ゆっくり歩ければいい

育ってきた環境や学んできたもの
話す言葉すらそれぞれ違うんだから

始まりの一歩が違ったならもう一度
あの流れ落ちる滝を見に行こう

それくらいの時間は誰にもあるから
次の休みにゆっくり車走らせよう


いろんな人たちが暮らす
いろんな生き物がいる

春には小さな芽がほらそこにある
夏には輝く太陽と蝉の声

何もかも嫌になったなら遠廻りして
大地に咲く小さな花を見つけよう

秋には色づいた葉っぱ達が勇気をくれて
冬には真っ白な心になれるよ