コーヒーの詩～カルディの家に

むかし　むかし　ヤギ飼いのカルディが
ヤギの食べている赤い実を食べました
とても　とても甘酸っぱくて美味しかったよ
身体から熱く燃えるのが心地よい～

ある日のこと　山から煙がたち昇り
誰もが口を開けてぼんやり見ていた
いつまでも　いつまでも煙は消えることなく
次の日の朝には空を真っ赤に染めていたよ

穏やかな日々のなかで　焼けた山道を歩けば
それはそれはいい香りがしました



ヤギ飼いのカルディはその香りの
種を大切に大切に家に持って帰りました
少し割ってみるとそれはそれはいい香り！！
身体が熱く燃えるのが心地よい～

お湯の中に香りの種を入れてぐつぐつ
家中に町中にいい香りが風にのってゆく
いつまでも　いつまでも香りは消えることなく
町中の人がカルディの家にやってきた

穏やかな日々のなかで　カルディの家に行けば
それはそれはいい香りがしました



穏やかな日々のなかで　カルディの家に行けば
穏やかな日々のなかで　カルディの家に行けば


いい香りがコーヒーなりました