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東慶寺

2009年12月16日 | 鎌倉
結果として遠回りになってしまいますが、次は東慶寺に向かいます。

東慶寺は、縁切寺として知られています。



石段を上がって行くと、茅葺の三門の奥に光を受けた黄色の輝きが目に入ってきました。



前にある大きな枯れ木が変化をつけてくれて、なかなか趣があります。



個人的には、こういう雰囲気好きです。



本堂



紅葉が本堂の窓に映っていました。

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本堂前庭



本堂前の紅葉

山内は奥深く、背後の山肌まで広がっています。

三門を通して見えていた大きなイチョウの木の下を通って、奥の墓苑に向かいます。

時折、銀杏がポタリ・ポタリと落ちてきます。踏みつけられた銀杏からは、あの独特の臭いが漂ってきます。



かつては尼寺だった影響でしょうか、山内の石仏もなんとなく可愛らしい感じがします。

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奥の墓苑にも大きなイチョウの木があり、その下は一面黄色になっていました。



墓苑では紅葉がまだまだ綺麗でした。



亡くなった後はこんな静かな所で眠りたいと思いました。そんな雰囲気のある墓苑です。

実際ここには幾人かの有名人の墓があります。例えば、和辻哲郎、西田幾多郎、鈴木大拙、小林秀雄などの墓があります。なるほどと思わせる顔ぶれです。でも、京都に縁のある和辻や西田の墓が何故鎌倉にあるのでしょう。


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