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大徳寺 黄梅院

2007年02月04日 | 京都
普段は公開されていませんが、特別公開中でした。この時期(12月中旬)に特別公開をしているのは知りませんでしたが、たまたま前を通ったら受付の女性がいて「特別公開中」ということでしたので、迷わず拝観することにしました。

しかし、写真撮影は残念にも入り口付近しか許されていません。















入り口付近の写真しか紹介できませんが、ここの拝観はよかったです。

本堂の北(東)に「作仏庭」、前に「破頭庭」があります。「破頭庭」は手前が白砂、奥が苔という作りで、苔の部分に二つの大きな石があり、観音菩薩と勢至菩薩を表しているようです。

枯山水の「作仏庭」には滝を表す岩があり、ここからの流れが「破頭庭」の大海を表す白砂の部分につながっています。この辺りの構成は大仙院の庭と同じだと思います。流れに乗る舟石もあります。

一方、「直中庭」は、利休作の池泉式枯山水庭園で、池は瓢箪の形をしています。何故、剽悍形なのかはおわかりと思います。

予期せぬ拝観でしたが、よかったです。
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