改め Objective Technician

はぐれ技術者のやりたい放題

エスボ・グリバンバー

2006-11-14 20:49:46 | ムダ話
しばらくこのブログの更新を休止する。


理由はいろいろあるけど、一番の理由は、



「なんかファジーな気分」


だから。





分かりやすく図で説明すると↓









引き出しの中身が増えたら、また書き始めると思う。


こんどは不定期に。

マッソコブレッシュ

2006-11-13 20:27:32 | 自転車
走行不能に陥った。



足回りの機能が働かない。



ゆっくりのときも、ときどき「カクンッ」ってなる。



段差を勢いよく降りたりしたら確実に壊れる。



下りの坂道でさえ危うい。



こんなときにムリヤリ走ったりしたらホントにもう足回りがボロボロになる。





いつもと違う感覚に気付いたのは青葉山を出発してしばらく経ってからだった。



後ろがなんかおかしい。



ぷるぷるがたがた振動してるみたいだ。





止まってよく見てみたら圧力が低くなって潰れてた。






もっと良く見てみたら釘が刺さってた。













自転車のパンクに遭遇すると毎回すごく凹む。



もうしょうがないから今日は青葉山から歩いて評定に行った。


そのあと家まで押して行ってすぐに直した。


パンク修理はもう何回もやって慣れた。

いままで何度ドビュッシーの足回りを直しただろう。


タイヤにネジとか釘とか刺さっててもイタズラとは限らなくて、釘やネジが転がってるのをタイヤで踏みつけたたけで突起部が起き上がって自然に刺さることはよくある。今回もたぶん運悪く釘を踏んづけちゃったんだと思う。


釘が刺さってる場合はまだいいほうで、釘やネジが刺さってないとどこがパンクしてるのか探すのにかなり苦労する。見た目じゃ絶対分からない。


釘が刺さってればそれが目印になるので修理はすぐ終わる。


修理後↓







ドビュッシーは治ったけど…

なんでみんな秋保の後なのにそんなに軽やかに動き回れるんだ…

こんな意気込み書いて大丈夫か

2006-11-12 22:07:46 | 陸上競技
今季のベスト記録

走幅跳:6m53(+1.9)  大学ベスト
棒高跳:3m40 自己ベスト (非公認で3m50)
110mH:18"70(-1.0)  自己ベスト

(練習の)
100m:11"6
150m:17"2
200m:23"7
300m:38"8
400m:マイルのバトン、52"5

練習の記録は全部自己ベスト


1年のときと比べて、走る量を増やしたことで動きが高校2年のときか、それ以上まで良くなった。
食事を見直して体調、体重管理が出来るようになったのも相当大きい。
ウエイトはほとんどやらなかったけど、100~200mまでの距離を何回も走りこむことで動きが洗練されていき、「進む」感覚が調子の良し悪しに関わらずいつでも感じられるようになった。

練習量の増加が単純に走力につながったシーズンだったと思う。



幅跳びに関しては、助走後半で足の回転が速いとき、自己ベスト級の跳躍が出来るということが統計的にはっきりした。
棒高跳はタメが作れずにすぐ振り上げちゃうのが直せなかった。振り上げの倒立姿勢と左手の角度もまだまだ。

あと、ピーキングが出来るようになった。ケガを除いて、調子を合わせることに関しては失敗しなかったけど、大きい大会で力を出し切れなかったことが多かった。走幅跳は技術慣れ不足、棒高跳は試合慣れ不足、110mHは技術不足。


技術的な課題として、助走の出だしでいきなりスピードを上げる今の助走スタイルを変えること。踏み切り6歩前にマーカーを置いて足を合わせつつ気持ちのいいテンポアップがいつでも出来るようになること。板を見ないこと。
今まで、ファールラインぎりぎりを狙って踏み切ることが圧倒的に多かったけど、上に書いたことを実現するには板に半分乗って10[cm]ぐらい余したほうがいいと思う。
学連記録回でこれをやってみたら減速がなくなって思いっきり突っ込めた。

棒高跳で来春やりたいことは、14fのポールの一番上を握る。ギリギリまでタメを作る。すぐ振り上げない。振り上げ姿勢できれいな倒立が出来るようになる。助走を14歩に伸ばす。20cmぐらい抜けるようになる。こと。

110mHは、まずいっぱい試合に出る。右手の動きを直す。柔らかくなること。



種目練習では短助走跳躍ばっかじゃなくて全助走(跳躍しないで)もやることにする。出だしでゆっくり加速して、後半テンポアップする助走スタイルに変えるのには結構な練習時間がいる。あと、踏み切り6歩前にマーカーをもう一個置いて、板を見ないでも足が合わせられるようにする練習もしたい。

棒高跳は冬の間でも利府で跳躍練習したい。普段は評定で振り上げ(倒立)の練習を繰り返しやる。ポール走や突っ込み、踏み切り練習はマットがなくてもできるから、出来る範囲で基本動作を繰り返そうと思う。

110mHは今のレベルだと、とにかくいっぱい練習することしか思いつかん。



何よりも、練習量、走る量を落とさないことが重要。体力維持の意味も込めて。


評定が雪に埋もれても、アスファルトや瑞鳳でいっぱい走りたい。

ウエイトするよりも走りたい。

走りこみによる記録の伸びは必ず頭打ちが来るのは分かってる。


それよりも、何度も何度も反復することで、自然にムダな動きが削られていって効率のいい動きが出来るようになる効果を狙っていっぱい走ろうと思う。


来シーズンの目標記録は、
幅跳び:6m80
棒高跳:4m10
110mH:17"00


そして、七大戦棒高跳でワン・ツー・スリー!

秋保マラソン

2006-11-11 18:46:48 | 陸上競技
11月11日(Sat) 秋保温泉街 雨 涼

約18km走

1゜15’59


身の程知らずもいいとこでした。

NG先輩に勝つどころか4分差をつけられて、しかも去年より15秒遅くなってしまいました。


すみませんでした。




これでシーズンオフとする訳だけど、ゴールしてからものすごい脱力感が襲ってきた。

今年の22大戦の後と同じ精神状態。



それに足の状態が自転車帰省したときみたいになってて、1週間ぐらい短距離の動きが出来なくなってると思う。


それでも休むと部活から離れてしまいそうだから評定には通い続ける。


今日、シーズン反省しても弱気なことばっか並びそうだからそれはまた明日。





>F
ありがとね。

おかげでトニーを連れて行かなくて済みました。

練習日誌

2006-11-10 21:26:49 | 陸上競技
11月10日(Fri) 評定 晴 涼

jog
ストレッチ

流し
200m×4本、i=walk
29"-29"-28"-28"

長距離走
二高のとこ回ってくるコース2周
何kmか分からん

23分


c-down



独走状態で、2周目になったら気持ちよくなってどんどんスピードが上がってしまった。


明日は1゜10"ぐらいで走れるかな。




と意気込んでたけど、補助員頼まれちゃった。







誰か代わってくれないかなぁ…





何とか明日走る方法を考えてるけど、どうしようもなくなったらトニーに出てきてもらおうと思う。

ピンキリ

2006-11-08 21:27:24 | 勉強
今日は3年生に紛れ込んで研究室見学した。

なんと13時から19時まで。


電気系だけでこんなにいっぱいあったんだ…


しかもこれは1日目。明日も同じくらい見て回る。



早期卒業の場合、特別枠で研究室を好きに選べるという素晴らしい特典がついてくる。


今セメで履修してる授業のうち半分が3年の先取り科目。

このままの成績で行けば、貯金がかなりあってもろもろの条件をクリアできることはほぼ確実なので、これまで先走って研究室選びのことずっと考えてた。


悩みに悩んで、A木研かS原研の2つに絞った。


でもどっちにしようか選べない。



『夏休みなし』か、『思いでのない夏休み』、ぐらい選べない。



あるいは、『占い師に、あんた地獄に落ちるよ!と言われる』のと、『街のヤンキーに、テメェ地獄に落とすぞ!って言われる』の、ぐらい選べない。



しかし、今日の研究室見学で気持ちが完全に傾いた。

A木研に。


明日も見学残ってるけど、もう決めた。




将来、情報のプロとしてやっていくのにこんなに魅力的な研究室はない。


ここに行けば、いろんな意味で何でもできる。

他の研究室と比べてここだけずば抜けてる。


相当すごいことやってるみたい。








でも、ここを選んだ本当の理由は…







A木先生のヘアスタイルが『ステキカット』だったから。



!!



!!!







うそ。

実行例 その2

2006-11-06 21:23:25 | プログラミング
先週の金曜日に作った、100m走での風と記録との関係を出力するプログラムの実行例。

(自分の高校2年のときの記録を入力。)











アサファ・パウエルの場合

(一部のデータは推測)










マイク・パウエルの場合

(かなりのデータが推測)











間違えちゃった場合









<補足>

web ブラウザによっては、ここに公開してるソースをコピペしてコンパイルしようとしても、文字コードが変わっててエラーだらけになるみたい。

net scapeとか。


この場合、全部文字を打ち直さなきゃならない。
たぶんIEならコピペだけでコンパイル通るはず。




あと、昨日の幅跳びのこの式

L=vt-(1/2)at^2

の導出を端折ってたので改めて説明すると、



空中での空気抵抗による負の加速度aを0から滞空時間tまで時間でインテグラると、着地までに失った速度が求まる。

これに水平方向の初速度vを足せば、着地直前の水平方向の速度が

v-at

で与えられて、これをさらにもう一回tでインテグラると飛距離が出る。


vt-(1/2)at^2



インテグラることを、まれにどっかの方言で「積分する」とも言う。



参考文献:マル決本(FM NACK5 鬼玉, media factory)

風と記録との関係式 LJバージョン

2006-11-05 18:53:41 | プログラミング
幅跳びの記録が風でどのくらい変わるのかを計算した。



まず、踏み切り時の水平方向の速さはおとといのプログラムで求められる値を使う。

ただし、踏み切り準備のために必ず減速するので、トップスピードの何%で踏み切ってるかはユーザの勘で直接入力してもらう。


この踏み切り直後の水平方向の速さをv[m/s]とする。

ある試技で、記録がL[m]、風がw[m/s]だったとき、空気抵抗による負の加速度をa[m/ss]、滞空時間をt[s]として

L=vt-(1/2)at^2

が成立する。


この前と同じように空気抵抗は速度の2乗に比例して比例定数がb=0.2744[kg/m]で、体重がm[kg]だったら、滞空中の運動方程式は

ma=b(v-w)^2

これで負の加速度aが

a=(b/m)(v-w)^2

で求まって、さっきの式

L=vt-(1/2)at^2

から滞空時間tが

t=(v-√{v^2-2aL})/a

で求められる。


水平方向の風がいくら吹こうと滞空時間は変わらないから、今度はwを変数としてaを変えて、それを使って風が違ってた場合の記録を計算できる。

これ。

L=vt-(1/2)at^2


プログラムはこれ。



#include <stdio.h>
#include <math.h>

int main(void)
{
  float r,weight,SD,wind,T,v,f,a,L,c,p;

  printf("100m加速走のタイム?(無風と仮定)\n");
  scanf("%f",&r);
  
  printf("30mSDのタイム?\n");
  scanf("%f",&SD);

  printf("体重?\n");
  scanf("%f",&weight);

  printf("幅跳びの記録?\n");
  scanf("%f",&L);

  printf("そのときの風?\n");
  scanf("%f",&wind);

  printf("トップスピードの何%で踏み切ってると思いますか。\n");
  scanf("%f",&p);
  p/=100;

  v=100/r;
  r=L;
  f=weight*v/SD;
  a=(f-0.2744*pow(v,2))/pow(v,2);
  v=p*(wind*0.2744+sqrt(pow(0.2744*wind,2)-(a+0.2744)*
(0.2744*pow(wind,2)-f)))/(a+0.2744);
  c=0.2744*pow(v-wind,2)/weight;
  T=(v-sqrt(v*v-2*c*r))/c;

  printf("風[m/s] , 記録[m] , 実記録との差[m]\n");
  for(wind=-2.5;wind<=2.5;wind+=0.1){
v=p*(wind*0.2744+sqrt(pow(0.2744*wind,2)-(a+0.2744)* (0.2744*pow(wind,2)-f)))/(a+0.2744); L=v*T-0.2744*pow(v-wind,2)*T*T/(2*weight); printf("%7.1f , %7.2f , %7.2f\n",wind,L,L-r); } return 0; }



必要な数値を入力すると、『もしも、あのときあんな風が吹いてたら…。』という願いが叶う。



昨日の結果を入力したときの実行例




続き








一方、弘前の東北総体の場合(このとき大学公認ベスト)










1年半前の、入部したてのときの北大戦の場合(大学非公認ベスト)











大学ベスト(公認、非公認とも)よりも、昨日のほうが数字がいい。





こんなことやってたら、なんか虚しくなってきた。



偶然に支配される風で記録がこんなにも変わる。

それでも結果が全てなわけで、パフォーマンスの良し悪しに関係なくわずかな風で一喜一憂し、自己ベストや日本記録になったりあるいは平凡な記録で終わったりすることもある。プロとしてやってる人は風の気まぐれで人生が左右されることだってあるだろう。


幅跳びなんか、ちょっと追風が吹けば助走が伸びてファールすることがしょっちゅう。

この場合トラック種目と違って参考記録にもしてもらえない。

1[cm]はみ出ただけで、たとえどんな大ジャンプでも有無を言わさず記録を消されてしまう。

これまでで、歴史に残るような記録がいくつこれで消されてきたことだろう。


でも、跳躍前に風を選んだり、風で助走距離を変えることも実力のうち。

「風のせいだ」なんて言ってもバカにされるだけ。




それでも陸上競技にこれほど『運』の要素が絡んでるとは思ってなかった。




みんな分かってて口に出さないだけなんだろうけど。





ルールだからしょうがない。