日々の出来事と感想を綴ります

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橋に始まり、橋に終わる..

2014-10-10 | 旅行
【2014.10.10(fri)】
故郷を巡った「鳴潮こころの旅」

・天候に恵まれた親睦のバスツアー。初めての参加で行先が“松江”と言うのも何かの縁。


・境水道大橋を渡って美保関町へ。丁度、橋の補修工事中にて片側交通規制。
必然的にバスもストップさせられる。それが橋の上部だったのはラッキーでした。

・最初の訪問場所は七類の<メテオプラザ>
隠岐航路のフェリーターミナルとしての機能と共に、
アミューズメント施設としての側面も持っているのですね。
こちらには1992年にこの美保関に落下した隕石が常設展示されているのが目玉。

・最大長:25.2cm、重量:6.38kg。
実物と同じ重量、大きさの、触れてよいレプリカが別に置かれていました。
確かにボーリングボールと同等の重さ..



・一見したところでは、何の変哲もなく、そこらに転がっていても目も呉れないであろう石なのですが分析の結果、地球上には存在しない物質を含んでいることが分かったそうです。

46億年前に誕生し、6100万年の間宇宙を旅した隕石。<宇宙への夢とロマン..>
それが日本の小さな町のしかも個人の民家に落ちるとは..松本さんはなんて強運な??方なんでしょう。

・バスは走り、車窓からは綺麗な砂浜が望めるようになってきました。北浦海水浴場でした。
自家用車など一般的ではなかった子供の頃、松江市内からこの北浦に泳ぎに連れていってもらうのは楽しみなことでしたし、一家の一大行事でした。

・シーズンオフの浜はいたって静かです。
この北浦の浜から入って直ぐの民宿がお昼の場所でした。



<島根原子力館>で原発の仕組みなどガイドの方の説明を受けたあと、海抜150mの位置から1、2号機の発電施設を眺める。

・以前は可能だったらしいのですが、福島第一原発の事故以来、
発電所本体の見学は実施されていないとのこと。

・建設はされたものの、3号機は営業運転時期が未定。稼働には国の判断や、立地する地域の行政や住民の合意など課題が残る。

・資源の乏しい日本の社会がこれからも発展していく為に、原発との共存は避けられないと思う。
その一方で自分がこの鹿島近隣に住んでいたなら、同様な考えを持てるだろうか..とも思う。
気持ちは複雑。

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・鹿島町にお住まいの日本画家<大久保徹哉>様の画廊をみせて頂く。

・牡丹の作家ということで名を成した方、過去に多くの発表会を開催されている。
そんな方が、普段制作に励まれているアトリエの中を見せて頂く貴重な機会を得ました。


・最後の訪問場所<小泉八雲記念館>を見学。
同人の方が作成された八雲のプロフィール資料のおかげで、
展示品を新鮮な気持ちで見ることが出来ました。

・前に見える風景は昔と変わり、記念館の向いは茶屋になっている。
私がここら辺りを通学していた頃は勿論こんな観光地のような様ではなかった。

・丁度お堀のコーナーに差し掛かる辺り、堀川を行く舟が僅かに方向を変えていく。
しばし眺めてゆったりした気分に浸る。

・ベタ踏み坂の<江島大橋>。こちらの頂部を通過中。

・限られた時間内に多くの見所を効率よく回れるよう考えられたツアーでした。
幹事を務められた方、企画や各施設の予約に始まって、プロの添乗員さん顔負けの段取りの良さ、
細かい配慮に脱帽。

・復路で車のトラブルが発生し、2台に分乗して少し遅めの帰着になりましたが、そんなことが全く気にならない、素晴らしい旅であったと思います。有難うございました。

I.O

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