通勤電車のマナー

今日も電車で都心へ。今回は久しぶりだが、以前、学生の頃は毎日のように満員電車に乗っていた時もあった。だからマナーは心得ているつもりだ。

通勤電車では、まず荷物を網棚に載せたい。今日は、あいにく、空いているスペースが見つけられなかったが、それほど混んでいなかったので、足許に置いた。それから両手ともに挙げ、つり革か手すりを掴むことにしている。

両手でつかまると、電車が揺れたときにも倒れずに済むし、また痴漢に間違われる心配がなくなるというものだ。もっとも、最近は女性専用車が普及して、今日乗ったところは女性専用車の隣の車両だったため、乗客のほとんどが男である。

ふと右を見ると、二十歳くらいであろうか、女性が１人乗っていて、しきりに後ろを気にしているようである。で、その方角を見てみると、そこに乗っているサラリーマン風の男は、やはり両手を挙げて新聞を読んでいて、痴漢行為はなさそうだ。

どうやら、女性は左肩から下げているバッグを押されたと思っているようだ。それは確かにそうなのだろうが、混雑する通勤電車の中なのだから、バッグを肩にかけて自分の体の幅よりはみ出している方が困りものなのではないだろうか。

実際、男性の方がバッグで体を押されたら痛いと思う。女性の方も、もう少し配慮できないのだろうか、と考えてしまった。

ら、その女性が降りる時に、自分が足許に置いた荷物にひっかかりそうになり、睨まれてしまった。ごめんなさい。