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星飛雄馬がバントした場面

2011-10-30 01:17:00 | アニメ、漫画全般
Re: 巨人の星 2011/10/27 1:24 [ No.4690 / 4699 ]

投稿者 : starr_pegasus_of_the_giants

>自分が疲れているから相手も疲れているはずだ

>と、バントする。
>星は華麗に守備をこなした。

>次の回、星はバントした。
>相手投手は足がもつれて、処理できなくて敗戦。

それは星飛雄馬が青雲高校の時の夏の甲子園大会初戦、愛知代表の尾張高校との対戦での話です。アニメでは三河高校でした。
当時、星飛雄馬は剛速球投手で、尾張高校の太刀川はドロップを使う魔球投手と言われていました。
太刀川はたくさん三振を奪い、8回(第8イニング)まで青雲高校を0行進におさえながら疲れ切っており、星飛雄馬は一徹から教わった打たせて取るピッチングで尾張打線にヒット1本を与えたのみで体力を温存。

太刀川は最後の攻撃でバントをしましたが星の守備にさばかれてアウト。それで星は太刀川が疲れてバントを恐れていることを悟って逆に打者としてスクイズバントをして勝利しました。

太刀川は奪った三振の数では星に優っていましたが敗戦。アナウンサーは「泣いても泣ききれないのは太刀川でしょう」。

これについて花形と左門が客席で「その奪三振数が太刀川の敗因」。他の観客が納得せず、花形と左門が解説。
「敵が苦しいときは相手も苦しい」「敵の恐れは相手の恐れでもあるはず」というのが花形と左門の解釈で、疲れた太刀川は星がバントしてきたらさばけるか不安だったので先手を取って星にバントを仕掛け、却って自滅したわけです。

のちにアニメで大リーグボール3号の時、一徹が中日打線にバント攻めを命じて飛雄馬の体力を奪おうとしていたのを考えると妙な縁を感じます。

星飛雄馬は大リーグボールで有名ですが最初は速球投手として活躍し、「巨人の星」も速球投手が主人公の高校野球漫画だったわけです。
今思えばその高校野球の路線でそのまま進んでいたら別な意味で名作になっていたとも思えます。

梶原一騎は武士道や格闘技の先述を野球に持ち込むことが結構多かったようで、「侍ジャイアンツ」は正に武士道の野球漫画でした。
今思えば番場蛮は野球でなく別のスポーツをやればよかった気がします。速水譲次の逆で、もし番場が陸上競技にでも転向していれば1972年のミュンヘン五輪か76年のモントリール五輪でメダリストになれていたかも知れません。

番場蛮もマウンドの上で跳んだり回ったり、ボールを握りつぶすために空手の特訓をしたり、それならジャイアント馬場の逆を行って野球から他の競技に商売替えすればよかったと思います。
番場蛮は漁師の子なので五輪でボートレースにでも出ればトップクラスだったでしょう(「柔道讃歌」の巴突進太も漁師の子でしたが)。

野球の場合、投手がいくら打者を三振に打ち取ってもそれがチームの得点にならないのが泣き所ですね。その意味ではテニスなどと違い、野球は球技としては異質です。

これは メッセージ 4055 venisunoshonin さんに対する返信です

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