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『必殺!三味線屋・勇次』から10年

2009-04-30 04:37:00 | 時代劇
『必殺!三味線屋・勇次』から10年 2009/ 4/30 4:31 [ No.5324 / 5324 ]

70年代の必殺は『仕掛人』『仕置人』をいかに継承し、アレンジし、それらを乗り越えるかという歴史だったように見えます。
そして80年代~90年代の必殺になると、今度は『新必殺仕事人』をいかに継承し、アレンジし、それを超えるかということにスタッフと出演者ががんばってきた歴史だったのでしょう。

『仕事人V』『仕切人』のときは主水編と勇次編の2本立てで行くかと思われましたが、その後、勇次は10年余り登場せず。
映画『主水死す』のあとの『勇次』では、今度こそ主水亡きあとに勇次中心で必殺が続くかと思ったら、主水復活。

蛇の模型を使うからくり屋のあとは糸を使う坊主で、明らかに勇次、組紐屋の竜、夜鶴の銀平、かげろうの影太郎の流れを受け継いでいます。
勇次はもう登場しないでしょうかね。

それとも勇次は組紐屋の竜が退場したあと、また復活したので、また出てくる可能性はありますかね。

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必殺シリーズ再放送と『江戸の鷹』

2009-04-22 14:36:00 | 時代劇
2009/ 4/10 0:07 [ No.5321 / 5323 ]

テレビ埼玉や千葉テレビで必殺の再放送をやっているようですね(私の地域では観れない)。
テレ朝でときどき『暴れん坊将軍』の時間帯に『仕事人2009』の再放送をやるせいでしょうか、テレビ東京の得意技「非主水だけ、立て続け再放送」がなくなりました。

テレ東で『江戸の鷹』やってるようですね。歌手の岩崎良美が歌手デビュー前に『江戸の鷹』と『仕事人』鹿蔵編に出ていたようです。

『仕事人2009』ではレギュラーが一人退場するようですね。もともと春までの予定なのが夏まで延長でしたから、スケジュールの都合ですかね。

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中村主水の「復活」

2009-04-22 14:34:00 | 時代劇
中村主水が「復活」したことについて。

2009/ 4/19 5:49 [ No.5323 / 5323 ]

1995年12月2日に行われた『必殺!主水死す』(1996年5月25日公開)撮影終了報告記者会見の様子が『必殺!大全集』(1996年)に活字で記録されてあります。
当時の藤田氏と三田村氏のことばは、当時は冗談であったにしても、今にして見ると不思議な話です。

まず、ここで藤田まことが言ったことば。
「22年も世話になった必殺で、やっと死ぬ事となりました。ちなみに次回作は『中村主水は2度死ぬ』、その次は『中村主水本当に死ぬ』を予定しております(笑)。それは冗談ですが、必殺は絶えず再放送が日本全国で行われていますので、テレビでは主水は永久に生き続けます」。
「…(中略)…松竹京都映画のスタッフは最高のメンバーです。皆様も、京都映画を愛して頂ける様、また次の作品(笑)もよろしくお願いします……」。

次に三田村邦彦のことばの最後のほう。
「……またテレビでやるんでしょうが(ブルブルと首を振る藤田まこと)、わかりませんが(笑)よろしく」。

確かに藤田まことの言うように中村主水はテレビでは生き続け、三田村邦彦の言うようにまたテレビでやることになりました。ただ、三田村邦彦は出ないわけで、その代わり、秀と勇次のキャラクターを受け継ぐ形で若手の俳優が2名参加したわけです。

結局、『新必殺仕事人』以降の必殺は、いかに「秀と勇次」の世界を若手の俳優、新キャラクターで引き継ぐかという歴史になっているのでしょう。

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仕立て屋の匳(れん)

2009-04-22 14:31:00 | 時代劇
仕立て屋の匳(れん) 2009/ 4/20 7:06 [ No.105 / 112 ]

田中聖(たなかこうき)が演じるようで、「糸を使う坊主頭の仕事人」でしょうか。
映画『必殺!三味線屋・勇次』のパンフレットで、漫画家のゆでたまごの人が坊主頭の仕事人のファンとして「勇次をスキンヘッドにしたら面白い」と書いていました。

勇次の復活はもうないでしょうが、勇次の前の後期左門が怪力坊主でしたから、まあ、縁はありますね。

Re: 仕立て屋の匳(れん) 2009/ 4/20 23:07 [ No.109 / 112 ]

よく考えたら糸や紐で人間一人を吊り上げる仕事人は相当な怪力のはずで、鉄(仕置人)や大吉(仕留人、渡し人両方可)ぐらいでないとだめかも知れません。

Re: 仕立て屋の匳(れん) 2009/ 4/24 0:24 [ No.115 / 122 ]

『必殺仕切人』の「もしも鳥人間大会で優勝したら」では勇次がグライダーに乗った人を狙って糸を投げ、そのままグライダーごと引っ張っていました。
普通だったら、勇次一人では勇次のほうが空に連れ去られそうで、仲間の仕事人数人以上で勇次を抑えていないと無理でしょう。

柳田理科雄が『空想科学読本3』で勇次の糸について検証しています。番組のとおりなら勇次の体重は普通の相撲取り以上になるようです。

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Re: 仕立て屋の匳(れん) 2009/ 4/28 16:09 [ No.131 / 132 ]

この坊主の人、仕置シーンの音楽は『新必殺仕置人』の出陣の曲でしたか。『新仕置』出陣は『必殺仕事人』の伊吹吾郎坊主頭編でも使われましたね。

今の『2009』はイメージの上では『新仕置』より『仕事人』無印後半(針状の武器を使う人+坊主頭)に似ているように見えます。

虎のむすめはもう登場したことがありますが、鉄のむすこになるとどうですかね。あちこちにむすこやむすめがいても不思議はありませんが。
今でこそ鉄は必殺独特のイメージですが、もとは藤枝梅安をモデルにして、針を指にかえたキャラクターだったはず。必殺ではありませんが、渡辺謙が演じた仕掛人藤枝梅安は按摩もやっていました。

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『水戸黄門』と地方政治

2009-04-22 14:29:00 | 時代劇
2009/ 4/21 17:36 [ No.17914 / 17917 ]

『水戸黄門』はTBSの番組ですが、基本的に地方政治差別ですね。代官を悪者扱いしている。

元鳥取県知事の片山善博氏が雑誌などで「改革派知事待望論は水戸黄門幻想だ」と主張しています。

『水戸黄門』は日本各地の政治、経済に問題が起きると、つねに首都圏から使者を派遣して監視しないといけないという話で、地元の政治の責任者や地域住民を無能、無力のように見せかけています。

しかも主人公の水戸光圀が何度も日本を旅行しているということは、裏をかえせば、全国各地で何度不正を正してもまた問題が起きているわけで、ご老公の世直し旅は何度やっても効果がない。毎回、不正は一時的におさまっても、光圀一行が去るとまた同じような問題が起きる。訪れた地域の構造的な改革になっていない。
片山氏はこういうことを述べているわけで、まったく同感です。

こんな作品を日本国民がありがたがっている以上、民主主義など根付かないということです。

テレ朝なら『暴れん坊将軍』があります。
吉宗の時代、徳川家が世襲で政治を担当し、世論は目安箱でという形でしたが、今でも大して変わりません。
今の日本では「選挙」をしても自民党政権は存続し、政治家が世襲だらけ。いっそ、選挙制度など廃止して、天皇家に大政奉還し、特定の家系に政権をまかせたらどうか。
世論は現代版「目安箱」としてeメールで募集するか、新聞が世論調査すればいいのです。

時代劇『江戸の鷹』は、吉宗の没後、家重も退いたあとの田沼時代を描いた話で、目安箱を受け取った将軍家治が「お鷹組」を使って悪党を倒す話。当然、奉行所の管轄とぶつかるわけで、こんな二重行政がまかりとおれば、どこに権限があるのかわからず、社会は混乱するだけでしょう。

今の日本で「元首相」や「元副総裁」があいかわらず政治にでしゃばっているのも『水戸黄門』に似ていますね。

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