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水戸黄門終了の影響

2011-10-26 04:55:00 | ドラマ、時代劇、歴史
水戸黄門が今年一杯で終了、私は多方面で影響を及ぼすのではと考えております。

komasaram

時代劇は「鬼平」スペシャル、来年の「必殺仕事人2012」もありますし、年末年始では特番が恒例で、映画や舞台の演劇でも時代劇は「一命」「大奥」などたくさん続いています。

また、TBSとパナソニックは今、経営難だからこそ「水戸黄門」を手放す必要があるのでしょう。

パナソニックが顧客としている比較的若い年齢層と、長く「水戸黄門」を観ている人に多い高齢者の年齢的なギャップが前々から問題だったこともあるでしょう。

水戸市の観光、署名運動などについては字数の関係でここに移しました。

テレビ東京で「天下の副将軍水戸光圀 徳川御三家の激闘」が1992年正月2日に放送されています。

もしNHK大河ドラマで史実通りの「水戸黄門」をやったら(TC)
>大河ドラマで何故水戸黄門はやらないんですかね?(Y!)

>水戸黄門が終了する本当の理由を教えて下さい。(TC)

gaoka_papaさん

>なぜ黄門は諸国巡りの旅に出ようと思ったのか。
>助さん格さん弥七などはどうして加わったのか。
>そこに後悔や挫折はなかったのか。

旅の理由や助・格・弥七の参加の理由は第1部や第42部でわかると思いますが、確かに劇中の光圀が「世直し旅」に対して後悔や挫折をしないのは問題ですね。本来、水戸に留まっているはずの長老が何度も旅して悪代官はなくならず、「世直し」の効果は一向に見られないのですから。

>太平の世に「武士として生きる」とはどういうことなのか。そこに問いかけはあるのか。
>そんな視点をきちんと加味したドラマを作ってくれたら、自分はぜひ見たいと思いますね。

それは第43部第12話「忠義に揺らぐ親子の絆」でテーマになっています。太平の世で忠義とは何かという話でした。このシリーズでは印籠シーンの前に余計な殺陣がない話が多くこの回のそうでした。「水戸黄門」ではどんなドラマを描いても内容が注目されなくなっているので打ち切りは仕方ないでしょう。

追加
一方では「マンネリだから飽きた」と言われ、一方では「変わってから見なくなった」と言われるようでは、終わりですね。
10年前のリニューアルは批判されやすいのですが、その後10年続いたという意味では成功だったと言えるでしょう。

追加2
ネットでは石坂浩二の「水戸黄門」を酷評してあの時から観なくなったという批判的な意見が数多くありますが、所詮は「水戸黄門」のシリーズの枠内の些細な変化を批判しているようです。しかも石坂黄門はすでに10年前のシリーズで、その後「水戸黄門」が10年続いたのはあの時の実験のお陰でしょう。そしてネット以外の世間では石坂黄門の前も後も同じ「水戸黄門」として一体と見なすのが普通で、今でも観ている好意的なファンは東野黄門から里見黄門までを支持し、逆に以前から批判している人は東野黄門から里見黄門までシリーズ全体をダメだとしています。終了に関してもマスコミでは時代の流れによって東野黄門から里見黄門までのシリーズ全体が受け入れられなくなったという結論が主流です。

補足
>>年末年始では特番が恒例
>連ドラとしてやっていけるかどうか…。

連続ドラマとしてはもうやらないでしょう。やるとしても「仁」や「仕事人2009」のように半年か1年限定になるでしょう。
その方が質の高いドラマができるし、今の時代劇ファンはそれを求めています。
「水戸黄門」は「連ドラ」としての時代劇の一番悪い点が出た作品です。固定ファンに毎週、定刻に「水戸黄門」を観てもらうため、スタッフが脚本をパターン化させ、何分たったら由美かおるが入浴、何分たったら印籠というように物語が分刻みでマンネリ化していったわけです。結局、時代劇としての1時間のストーリーは理解されず、最終シリーズでも話題になるのは「由美かおるのお風呂復活か」が第一という情けない事態となりました。ちゃんとしたドラマを観たい人は「仁」や「鬼平」SP、「南極大陸」など別のドラマに流れてゆき、そしてマンネリを好む「水戸黄門」の視聴者全体が少数派になっていったのです。

>>そんな視点をきちんと加味したドラマを作ってくれたら
>この時代は生類憐みの令で民が大変だったのにねえ。

生類憐みの令に関しては最近「必ずしも悪法とは言い切れない」という見方もあります。
憐みの令に関しては東野黄門時代の「水戸黄門」第2部の最終回「お犬さま罷り通る」で描かれており、光圀(東野英治郎)が綱吉に犬の皮を贈っていました。里見黄門になってからの今年の第43部でも、堤大二郎がゲスト出演した回で、憐みの令による庶民の苦悩が描かれ、この令は人も犬も関係なく命を大事にする法で、末端の役人が勝手に暴走したのが悪いという描写になっています。憐みの令を悪用していた役人たちは本心では人も犬も大事に思っていなかった、権力のために利用していたという解釈でした。

回答日時:2011/10/23 04:33:22
編集日時:2011/10/26 04:50:54
編集日時:2011/10/26 05:11:24
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水戸黄門の最終回、皆さん見たいですか?
連続ドラマ - Yahoo!ニュース
『水戸黄門』最終回翌週にSP決定 2年ぶり由美かおる“入浴”実現か? (オリコン) - Y!ニュース

komasaram

もちろん見たいのですが、今終わるのは仕方ない。あるいはもう潮時でしょう。

「水戸黄門」存続を求める署名があるようですが、私は仮に署名を求められても署名はしません。
もともと光圀・助・格の配役と脚本で評価が左右されるべき作品なのに、最後の最後までスポーツ紙などの話題が「由美かおるのお風呂シーンがまた見られるか」というレベルの話になるようでは、もうその程度の人たちしか見ていない作品なのだから、一刻も早く終わった方がいいと思います。
何しろ長く里見黄門を支えてきた原田龍二と合田雅吏、照英と斉藤晶が最終回SPで再登場するか気になるのに、どこのメディアでもそれに触れていないので呆れ果てます。今のシリーズでは脚本面でも印籠の前の殺陣を省いて人間ドラマを優先したり、世話になった町人は光圀の正体を知らないままだったり、工夫が見られますがそれも評価どころか話題にもされません。

去年まで24年間、由美かおるを起用していた年寄り向けマンネリ時代劇よりも、大沢たかおと綾瀬はるか主演の幕末時代劇や、木村拓哉と綾瀬はるかと芦田愛菜を起用した現代(昭和)ドラマの方が遥かに数字が取れています。
数字を取れる番組、若い層が見る番組を残すのが民放テレビ局のビジネスです。

回答日時:2011/10/23 22:43:53