FACE OFF

毎日がスタート

母校に想いを馳せる

2007年07月24日 00時40分11秒 | アイスホッケー
ご無沙汰してました。
仕事で大きなトラブル連発・・・己の部下管理能力の低さにただただ反省の一言。

先週、我大学の来期入部セレクションが都内で行われた。
我母校より俺以来、10数年ぶりに「受験」する子がいる為
上京した「田舎っぺ君」の送り迎えと世話に週末を潰す。

この制度、関東上位校ではあまり行われていない珍しい方法。
ちなみに俺の1つ上から行われており既に10年以上続く制度。
まあ、半数近くは水面下で動く「属人的」つながりにより決まっており
デキレースの感は否めないものの、残り少ない定数を争う事には変わらない。
そんな裏舞台を知らない彼らは緊張感バリバリの雰囲気。

10年以上前。8月下旬、帯広で行われたセレクション。
噂に聞く枠は5。参加したの・・・18?19?覚えてねー。
北海道12、3名に東北から4、5名、関東1名に関西1名。
俺よりずば抜けた選手が北海道出身で2人いた。
あとはぶっちゃけ「ドングリの背比べ」。こうなると有利なのは断然俺。
なんせ15の時から参加していた大学の合宿。夏季合宿中に行われた
あのセレクションを含めると5回目。昨年のセレクションも経験済み。
現役の大学2年生より合宿参加数が多かった。
現役、コーチ陣に知り合いも多く、正直熱意ってアピール面では断トツ。
ホッケー部には出身高校のOBはおろか、県内OBすらおらず、
「コネ」は一切無し。この世界、「コネ」は大きく影響する。
北海道に行けば、俺みたいな選手はゴロゴロいたワケで・・・今思えば
早いうちから希望校を伝えていた事が良かったワケで、すぐに合宿参加を
手配してくれた恩師にはただただ感謝。不合格の場合は自衛隊希望だったしね。
後日、いろんな大学から話があった時には少し選択の余地もあったのか・・・とも
思ったけど、まあどこの高校チームも人が溢れていた当時。
今みたいに関西や関東の選手、全国でも無名校の選手が上位校にたくさん入る
時代ではなかったから、ウチみたいな万年初戦敗退の無名校から関東の上位校に
行けただけで大満足だった。

4ヵ月後、推薦入試の日。すでに内定をもらっていた我々には
緊張感ほとんどゼロ。前日の正門前集合で目を疑った。
噂で5名の枠に対して集まった選手は8名。その内4名はセレクションには
いなかった顔ぶれ。裏の世界の存在を強く感じた一瞬。

今年度セレクション。
恩師と共に2日連続深夜に「観戦」。
「取る側」から見たら、正直「後輩」の実力は物足りなかった。
彼も俺のアドバイスで昨年から合宿に参加し熱意をアピールをしているが
果たして今回は・・・。

1つ気に入らなかったのは、いくつかの学校を天秤にかけている高校。
大学行ければどこでもいい、って選手は退部率も高い。
オールコネ入部だった俺の2つ上は7人いて卒業1人、
ここ数年で最優秀なのは俺らの代で8人中、7人卒業。
まあ、最も「ホッケーが下手」で戦績も最低だった代でもあるけど・・・。
是非「気持ち」も選考判断に入れて欲しいと思う。
コネであんな選手とるなら・・・複雑な心境でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする