一部日本メディアでも報道されていた世界ウイグル会議ラビア総裁が不当逮捕前に経営していたラビアビルの取壊しと家族の追放を通告したことがUAAサイトでも報告された。「告発者」に対する脅迫と見せしめ。これが中共政治の正体である。
UAAより 中央ラビアデパート、右後ろの建物はアキダ交易センター
在米ウイグル人協会が知るに至ったところによれば、ウイグルの民主指導者ラビア・カーディルさんの東トルキスタンの区都ウルムチ在住の子息、孫、姉妹が中国政府当局によって中国の法律に侵害したかどで以前は一家が所有していた交易センター内の住宅を離れるように命令された、政府官員は交易センターは取り壊し予定だと言う。
この政府の行動はラビア・カーディルさんをウルムチでの暴動を画策したと非難しつつ悪魔化する猛烈な国内の及び国際的な組織的運動の結果である。
この措置は7月5日にはじまったウルムチで爆発した騒乱の根底にある不満への自省が政府に全くないことの結果でもある。またこの措置は子女たちによるラビアさんへの非難が国営テレビで放映されてから2週間後のものである。
ラビアさんの家族は政府官員が彼らに、カーディル交易センター(熱比ア大厦、ラビアデパート、Rebiya soda salay)、アキダ交易センター(阿克達総合大楼)、そして3つ目の小さな建物、全ては過去カーディル一家の所有物であったが間もなく取り壊されるであろうと言ったという。ラビア・カーディルさんの家族の30人以上がアキダ交易センターの上層階に居住している。アキダ交易センターの中のレストランはカーディル一家の10年以上のたった一つの収入源である。
ラビア・カーディルさんがウルムチ騒乱の「首謀者」の如く悪魔化されている攻撃的な政府の政治宣伝や彼女がテロリストであるという政府の告発の中、ラビアさんの子女や孫、姉妹がどこで生きていけるだろうかは明らかではない。
「文化大革命は2,30年前に終結したといわれますが、私の家族や全てのウイグル人にとってはいまだに起きているのです。」
ラビアさんは話す。
「中国政府が東トルキスタンの問題をすべて私に負いかぶせているとき、誰が私の家族に避難の地を与えてくれるのでしょうか。」
「私が全ての暴力を非難しているというのに、中国政府は公式報道機関で何百万人もの中国人に私がまるでオサマ・ビン・ラディンであるかのように確信させる為に私を悪魔化しています。」
「私は中国政府に問いたい、どうしてこのようなことが民族の融和をうながすのかと。」
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20090824
につづく