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引越しいたします。

中国国務院外交部秦剛報道官 ノワク報告に不満 UAAは歓迎

2005-12-09 21:32:45 | ニュース
国連人権委員会ノワク特別調査官の約2週間にわたる調査の報告会見がなされ、ノワク氏は中国ではいまだ拷問が広範囲で行われているというコメントをした。
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20051203
それに対し中国外交部秦剛報道官は12月6日の会見でそれに対して反応している。
秦剛報道官
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中国外交部記者会見
http://www.china-embassy.org/eng/fyrth/t225189.htm
秦剛報道官はノワク氏の記者会見に対して
「中国は拷問禁止条約(拷問及び他の残虐な、非人道的な又は品位を傷つける取扱い又は刑罰に関する条約)の調印国として法制が防止、監視、罰則と賠償制度と共に拷問を防止するために設けられている。中国は法に従って大々的かつ効果的に拷問を防止して、具体的な拷問の事例を扱うことに努力してきた。
調査官の仕事は問題を発見し批判することであると理解するが、2週間の期間とたった3つの都市の訪問で、結論を急いでいる。事実の一部分部を悪意のある前提に置き、真実性を確定させていない。ノワク調査官は間違った結論を訂正することを期待する。」
と述べた。
そして秦報道官はノワク氏の最訪問を求めることに含みを残した表現で答えている。

拷問禁止条約
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/gomon/zenbun.html
中国国際放送サイトではノワク報告を高く評価している。
http://jp.chinabroadcast.cn/151/2005/12/03/1@53331.htm


これに対して、ウイグルアメリカ人協会ではノワク氏のコメントを歓迎している。

「ノワク博士はウルムチを訪れたが、クルジャ(イーニン)の悪名高い新生(Ywngi Hawat)監獄の訪問も計画していた。しかし時間的制約で断念した。ウルムチでは第1第3、第4刑務所と六道湾看守所を訪れた。
報告書は2006年3月の第62回国連人権委員会で発表される。
記者会見では中華人民共和国内で拷問が広く行われている、と言う結論に達している。拷問を防止する方法の欠如と実際の拷問に批判的である。
例をあげれば、拷問の報告の「非効果的」なメカニズムを説明するのにウルムチ第4監獄では行政官はこの10年一つの拷問の報告も受けていない、と言う。
そして、ウイグルアメリカ人協会とウイグル人権プロジェクトは2006年3月の報告書の発表を大きく期待し、中国当局にはすべてのその勧告を拷問に取り組む為に実施することを求めるものである」
http://www.uyghuramerican.org/press_releases/the_un_special_rapporteur_on_torture_in_the_prc/