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real SR

引越しいたします。

柘植久慶って、何この小説(泣き)

2006-12-10 17:07:42 | 本と雑誌

こりゃひどい内容が予想される。カッパノベル系の小説とかなんやらは興味なくて読んだことほとんどないけど、かの大石英司先生の「原油争奪戦争」に輪をかけてひどそうだ。「新彊省」って。いいかげんにしてほしいね。柘植大先生って元グリーンベレー教官が売りだけどほんとはどこかに買収されたミシン会社の御曹司でなんかコインの本とか出しているって読んだことがある。それにしてもどうしてもウイグル=テロって結びつけるのだろうか?もしかすると北京の意向でこういう通俗小説を書いているのかもしれない。まぁひまだったら手にとって見ます。

実業之日本社
https://www.j-n.co.jp/cgi-bin/product_detail.cgi?code=4-408-60407-0

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本、シルクロードおもしろ商人スクラップ 

2006-02-02 23:34:39 | 本と雑誌

2月に入りました。もうすぐブログやり始めてから1周年です。2月と言えば三年前の地震、そして97年のクルジャ事件。いろいろあった月であります。

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さて、こんな本を見つけました。「シルクロードおもしろ商人スクラップ」、(こちらで立ち読みができます)著者は他にも中国、韓国、東南アジアの食べ物旅行記など書いている人でベタな本かと思えばそうではなかった。新疆ウイグル自治区を中心に多くの路上の商人の人たちと交流し、直接話を聞き、イラストに克明に描き、気楽で面白い商人たちが西部大開発にゆれている姿をも描き出そうとしているのである。

興味深いのは昨年再開発されたカシュガルの様子、(前にうちでも雑誌の記事をエントリーしました。)旧知の仲であった、著者の商人のおじさんが再開発計画で土地を手放さざるを得なかったが代わりのアーパーク・ホージャ廟近くの新築アパートが売った代金よりも高額であり、とても入ることはできずに北京か他の国にいこうかと思っている話。また、バザールの商人たちは旧来の商店街が壊された事に怒りを感じていたが、イスラム風の建築が建てられると表立っては不満を表すことがなくなってきたと言うこと。またバザールで生活の糧を得ていないウイグル人は町がよくなったと喜んでいることなど。

しかしながら著者は西部大開発は、貧乏人を追い出して金持ちが住む町にする政策であり、つまりは漢族かなのではないかと疑問を呈す。

ウイグル語をほとんど話せないという著者だがこれほど地元の人たちと交流をして書くとはなかなかのものであると思う。先の新シルクロードでのウイグル人の描き方とはまた違った角度である。とにかくお勧めします。

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