
【2011年11月2日(水) 衆・予算委員会】
衆議院予算委員会(中井洽委員長)が今国会で初めて開かれ、新しい理事に、石破茂さん、小池百合子さん、高木陽介さんの3人が選ばれました。3人とも旧新進党勢。これにより、民主党側は、岡田克也筆頭理事、武正公一次席理事、西村智奈美理事ら、野党側は自民党の石破茂筆頭理事、小池百合子理事、公明党が高木陽介理事の体制で、次期180通常国会で、平成24年度予算の成立と、衆議院解散に突撃することになりそうです。
安住淳・財務大臣は、第3次補正予算(案)について、衆参本会議に続いて、予算委で提案理由説明をし、委員会での審査がスタートしました。ただ、関連法案(復興財源確保法案など)の3党協議が難航しており、衆院通過は早くても11月10日、成立は、16日以降になりそうで、補正予算としては異例の長時間の審議となりそうです。民主党政権にとっては、最後の踏ん張り所です。
この日の予算委員会の開会前には、冒頭の写真のように、岡田筆頭理事、武正次席理事、西村理事が相談する場面が見られました。この3人は政権交代直後の外相・外務副大臣・外務大臣政務官としてトリオを組んでいます。
衆・予算委は、2月になると、本予算審議で、土日も地元に帰れない状態になります。岡田さん、武正さん、西村さんはあまり回れないまま、会期末に予想される総選挙に突入することになりそうです。岡田さんの三重3区、西村さんの新潟1区は、まだ自民党の支部長が河村建夫・選挙対策局長から発表されていません。もちろん、著名人が突然出てくるかも知れません。「見えない敵」との闘いは厳しいものです。武正さんの埼玉1区(浦和など)には若い財務官僚が自民党支部長になりました。苦戦が予想されますので、地元での支援が必要です。また、笹木竜三理事は、前回も比例復活ですので、福井1区の方はぜひ。
不仲で知られる、岡田克也さんと石破茂さんの調整ですが、この前日の衆院本会議では、武正公一次席理事が、公明党の高木陽介理事(内定者)のもとを訪れて連絡する姿が見られました。武正理事が調整役として奔走することになりそうです。
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