【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

万里、「総理になるのか」との質問に「私は自分が総理になりたいと言ったことは一度もありません」と答える

2013年07月31日 08時27分05秒 | 第184臨時国会(2013年8月)黄金の3年間

 民主党の海江田万里代表は2013年7月29日(月)、定例としては第23回参院選後初の記者会見にのぞみました。

 このなかで、筆者が「新聞に『私は総理大臣にならない』と周囲に語っていると報道があるが、総理大臣になる気はあるのか」とした質問に答えました。

 「総理というのは、自分がなりたくてギンギラギンにやってもなれるものでもないんですよ、これは。私は「総理というものは自分がなりたくてなれるものではない」というのは昔からの考え方です。その意味では私は自分が総理になりたいと言ったことは一度もありません」

 と語りました。

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 昔からの考え方として「総理というものは自分がなりたくてなれるものではない」というのは真理です。しかし、時代は大きく変わり、二大政党党首のどちらを総理大臣にするかは、国民の衆院選での最大の選択肢となっています。

 「私は自分が総理になりたいと言ったことは一度もありません」というのは、いつでも首相の座をうかがう、自民党内の石破幹事長、甘利経財相らの作法であり、実際、政治ジャーナリストによる、政局講演では、安倍首相の体調をうかがわせる最新情報を盛り込むのが定番となっています。

 私たち民主党員がこれから、3年間の党再建のけわしくも、楽しい登山に出るときに、ネクスト総理がこのような認識でいいのでしょうか。

 私たちが、しっかりと、この人なら国民の過半数から総理として認められるという人物をネクスト総理(代表)にすえて、全国を引き回し、総理にふさわしい顔につくりあげていく。

 中国共産党の長征は、英語では、ロング・マーチと呼ぶそうです。海江田代表は1年後、第18回統一地方選の備えができるまでの続投を表明しています。それまでに私たちは、将来の総理を選ぶ目をやしなわなければなりません。

[お知らせ1 はじめ


 「海江田万里」のGoogle検索による当ブログ訪問が、摩訶不思議なことに全くないこともありますが、とにかく我が党代表(ネクスト総理)の発信力を高めるために、今までは「海江田代表、」「民主代表、」などとしていた記事見出し(エントリーのタイトル)をダメで元々の思いで、今後は「万里、」として親しみやすさをアピールしていこうと思います。
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